【阪神大学野球】入替戦、関西国際大が劇的逆転サヨナラ勝ちで1部残留

2024年10月28日 15:50

野球

【阪神大学野球】入替戦、関西国際大が劇的逆転サヨナラ勝ちで1部残留
劇的な逆転サヨナラ勝利で1部残留を決めた関西国際大の選手は喜びを弾けさせた Photo By スポニチ
 【阪神大学野球入替戦3回戦   関西国際大(1部6位)6―5大阪電通大(2部1位) ( 2024年10月28日    南港中央野球場 )】 関西国際大が劇的逆転サヨナラ勝利で1部残留を決めた。
 3―3で突入したタイブレークの延長10回表に2点を勝ち越されたが、鈴木英之監督は「迷ったけれど、2点ならと思ってバントさせた」と、1死二、三塁を選んだ。2死後の四球で満塁とした後、3番・松本紘弥(3年=星城)が左前に同点適時打。続くDH平田圭吾(1年=中京)が初球を左前に運び、サヨナラ勝利を決めた。

 「先輩たちから“決めてこい”と送り出されて初球から行ってやろうと思っていました」

 大事な試合で4番に起用された平田は1―3で迎えた8回にも左越え2点二塁打を放つなど、この試合5打数3安打3打点の大活躍だった。

 鈴木監督は「平田はバッティングがいいので、どこかで使ってやろうとは考えていた。1年生に4番を任せてよかった」と、大仕事を果たした平田を試合後抱きしめて祝福した。

 入替戦は3試合とも1点を争う厳しい展開だった。その苦しさの中でつかんだ勝利に鈴木監督は「特にこの
3試合眼の8回、9回、10回はかけがえのない経験になったはず。これを糧にしなければいけない」と、来春のリーグ戦に向けてのチーム立て直しを誓っていた。

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