日本ハム郡司のファンサービスは“神対応” 鎌ケ谷で約1時間…来季もトークと本業の活躍に期待

2024年10月28日 08:00

野球

日本ハム郡司のファンサービスは“神対応” 鎌ケ谷で約1時間…来季もトークと本業の活躍に期待
ファンのサインの求めに応じる日本ハム・郡司 Photo By スポニチ
 まさに“神対応”だった。日本ハムはシーズンが終了し、主力野手は2軍本拠の千葉・鎌ケ谷で秋季練習を開始。27日の練習後、郡司裕也捕手(26)は約1時間もかけて丁寧にファンへのサインや記念撮影に応じていた。
 時には談笑し、握手も交わし、自らスマホを手にファンと“自撮り2ショット”まで撮る場面も。両手に持ちきれないほどの差し入れが入った紙袋を手にして「誕生日みたいになっちゃいました」とうれしそうに笑った。

 この日は練習だけだったが、日曜日だったこともあり、約150人のファンが来場。途中には小雨が降った時間もあった中で、これだけのファンサービスをしたことには「トレーニングの予定もなかったので、暇だっただけです。今年のチームの頑張りでファンも増えたんでしょう。ありがたい限りですね」と照れくさそうに語る。今年2月の沖縄・名護での春季キャンプでも熱心にファンサービスをする姿があったが、1時間もサインに応じるのは決して簡単なことではない。

 今季は主に本職ではない三塁の守備に就き、自身初の規定打席にも到達。127試合で打率・256、12本塁打、49打点を残し、初めて球宴にも出場した。常に機転の利いたコメントで楽しませてくれることも「郡司裕也」の知名度をぐっと上げた一因だろう。「僕は結構、(ファンと)しゃべるタイプ。僕のファン層はおもろい人が多いので。これだけの選手の中で郡司を推すってことは、なかなかのセンスの持ち主。王道に行かない方たちが集まってきてくれる」と笑わせた。

 クライマックスシリーズでは6試合に出場し、計16打数無安打と悔しさも味わった。「シーズンは(調子の)波があっても修正できていた。最後はなかなか元に戻せなかったのは反省。アナリストの方とかトレーニングコーチの方と話しながらやりたい」と決意を新たにする。このオフも持ち前のトーク力で報道陣とファンを楽しませてくれることに期待したいが、来季の活躍も、もちろん見たい。
(記者コラム・田中 健人)

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