【ドラフトトリビア】父子で本指名は過去17組 父子3人がかかった史上唯一のケースは…

2024年10月24日 16:15

野球

【ドラフトトリビア】父子で本指名は過去17組 父子3人がかかった史上唯一のケースは…
2023年DeNA新入団選手発表会で笑顔の(左から)父・博文さん、度会、三浦監督 Photo By スポニチ
 プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)は24日、午後4時50分から都内のホテルで開かれる。
 1965年に第1回ドラフトが開催されてから半世紀以上。これまでにさまざまな出来事があった。その歴史を振り返る。

 ◆ドラフトの父子指名 ドラフトで、父子ともにドラフトで指名されたのは過去に17組(育成指名は除く)。昨年のドラフトでは度会隆輝がDeNAから1位指名を受け、父の博文(93年ヤクルト3位)との父子指名になった。また、堂上父子は父の照(70年6位)と子の剛裕(03年6巡目)、直倫(06年高校生ドラフト1巡目)がいずれも中日から指名され、父子3人がドラフトにかかった史上唯一のケースに。

 ◆過去の独立リーグ選手の最多指名 同じ年のドラフトで最も多くの独立リーグ所属選手が指名されたのは昨年の23人。ともに2位の椎葉(神=四国・徳島)、大谷(ロ=日本海・富山)両投手を筆頭に支配下で6人、育成で17人の選手が指名された。球団別では中日と西武の5人が最多で、中日は育成で指名した4選手全員が独立リーグの選手。一方、広島、楽天、日本ハムの3チームは1人も指名しなかった。

 ◆GTのドラフト1位競合 巨人と阪神がドラフト1位で競合したのは過去に9度ある。そのうち、両軍ともに獲得を逃したのは17年日本ハム1位の清宮(内=早実)ら5人。阪神が交渉権を獲得したのは66年の江夏(投=大院大高)、20年の佐藤輝(内=近大)の2人。一方、巨人が獲得したのは92年の松井(内=星稜)と、両チームの一騎打ちとなった22年浅野(外=高松商)の2人だ。

 ◆メジャー出場選手のドラフト指名 マリナーズなどでメジャー通算117試合に登板し16勝を挙げたマック鈴木は、02年ドラフトでオリックスの2巡目指名を受けNPB入り。前ブルージェイズのマイケル中村は04年ドラフト4巡目、インディアンスなどでプレーした多田野数人は07年大学生・社会人ドラフト1巡目で、ともに日本ハム入りした。また、前ブルージェイズの加藤豪将は22年ドラフト3位で日本ハム入団。

 ◆明大のドラフト1位選手 10年以降では11年野村(投=広)、14年山崎(投=オ)、15年上原(投=日)、高山(外=神)、16年柳(投=中)、17年斉藤(投=西)、19年森下(投=広)、20年入江(投=D)、昨年の上田(内=ロ)と昨年まで9人。そのうち野村が9勝、防御率1.98、高山が打率.275、8本塁打、森下が10勝、防御率1.91で新人王に輝いた。

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