高橋光成 西武残留決断 今季0勝11敗 米挑戦「パフォーマンスを発揮できるようになってから」

2024年10月29日 05:00

野球

高橋光成 西武残留決断 今季0勝11敗 米挑戦「パフォーマンスを発揮できるようになってから」
キャッチボールをする高橋 Photo By スポニチ
 西武の高橋光成投手(27)が今オフのポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を断念したことが28日、分かった。関係者には「自分のパフォーマンスを発揮できるようになってからメジャーに行きたい」と話しており、まずは来季にエースの役割を果たし、誰もが納得する成績を残して海を渡る。
 水面下で19年オフから将来的なメジャー移籍の希望を伝え、22年にはフィリーズ―アストロズのワールドシリーズを現地で観戦。思いをさらに強くし、代理人を立てて本格的に球団側と交渉を続けてきた。強い思いを胸に臨んだプロ10年目の今季は右肩の張りで開幕から出遅れ、復帰後も調子が上がらず。エースの責任感を込めて懸命に右腕を振ったが、リーグワーストタイとなる、まさかの開幕11連敗でシーズンを終え、チームも3年ぶりの最下位に終わった。

 パ・リーグの名門球団復活へ、まずは来季に巻き返しを目指すために西口新監督が就任。高橋にとっては野球人として憧れの存在でもあり、この日までに来季も西武でプレーする意思を伝えた。スポニチ本紙の取材に対しても「(19年から)同じ背番号をつけさせてもらい、尊敬している西口さんが監督になられて、なんとしても貢献したい。今年勝てなかったので、その分を貯金できるぐらい勝ちたい」と決意を語った。

 昨オフにはドジャース・山本らを顧客に持つ米大手代理人事務所・ワッサーマン社のジョエル・ウルフ氏と代理人契約を締結した高橋。不退転の覚悟で2025年シーズンに臨む。

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