ソフトバンク・森本晃央R&Dスタッフ 愛称は「社長」 動作解析で選手の弱点、改善点埋める

2024年10月29日 05:00

野球

ソフトバンク・森本晃央R&Dスタッフ 愛称は「社長」 動作解析で選手の弱点、改善点埋める
ソフトバンク・森本晃央R&Dスタッフ Photo By スポニチ
 【筑後のおじ鷹】ホークスが強化している動作解析部門の最年少が森本晃央R&Dスタッフ(28、写真)だ。今年で3年目。「いいところをさらに伸ばしながら、弱点、改善点があれば、そこを埋めていけるようなアプローチを心がけています」と熱い思いで取り組んでいる。
 元高校球児。富山・高岡南時代に「野球をする上で望ましい動きとは何だろう」と動作解析に興味を持った。物理の先生が身体運動に詳しかったのも大きかった。立命大、立命大大学院で専門的に学んだ。一般企業で働いてからプロの世界にと考えていたが、大学院卒業後すぐにホークスと縁があった。

 定期的に行っているさまざまな測定だけでなく、「いい分析ができるように」という思いで試合の動きにも目を光らせている。師匠はデータサイエンスコーディネーター補佐兼R&Dチーフ博士の城所収二氏。「今も学ばせていただいているところが多いです」と日々勉強している。 

 ホークスでの愛称は社長。「いつの間にか言われていて…」と照れ笑いした愛されキャラは、選手のために尽力している。

 ◇森本 晃央(もりもと・あきお)1996年(平8)9月6日生まれ、富山県出身の28歳。高岡南を経て立命大から立命大大学院。22年2月から現職。

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