「短期決戦は敗因を振り返る意味がない」ソフトバンク・小久保監督 痛恨の本拠地黒星も淡々

2024年10月29日 22:36

野球

「短期決戦は敗因を振り返る意味がない」ソフトバンク・小久保監督 痛恨の本拠地黒星も淡々
<ソ・D>5回、小久保監督(左)らソフトバンクベンチ(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2024第3戦   ソフトバンク1ー4DeNA ( 2024年10月29日    みずほペイペイ )】 ソフトバンクはDeNAに1-4で敗れ、2勝1敗となった。シリーズ連勝記録は14でストップ。5回、2番手・大津亮介投手(25)がDeNA桑原に1号ソロを打たれ、勝ち越しを許した。打線はDeNAの6安打を上回る10安打を放ったものの決定打を欠き、本拠地では11年第6戦以来の敗戦となった。
 2連勝で本拠地に戻ってきたソフトバンクだったが、本拠地で痛い1敗を喫した。小久保監督は「短期決戦は敗因を振り返る意味がないので」とキッパリ。「いいところはいっぱいありましたね。別に。前田純、日本シリーズ初登板。育成選手からはい上がって、日本シリーズであれだけ投げ切った。あとは長谷川も良かったですしね。杉山は点を取られましたけど、硬さが取れて明日以降につながるでしょうね」と若い投手陣を称えた。

 打線は10安打を放ちながら、1得点に止まった。「3者凡退はなかったんですけど、敗因を振り返るというよりは、先頭バッターが1回も出塁していないのが得点が入らなかった」と指摘した。

 復帰登板となったDeNA・東のピッチングについても言及。「東が凄かったですよ」と脱帽し、「先頭は出してないし、連打も(初回の)1回だけ。そのあと、そこから点をやらないのがエースでしょう」と語った。

 第1戦から「3つ負けられるのが日本シリーズ」と語ってきた指揮官。「明日以降につながる、(選手を)見極めないといけないので、そういう意味では前田純の使い道も言えませんけど決まったし、あと尾形、ヘルナンデス、オスナは今日は出してないので、勝てるゲームでつぎ込むというところ」と先を見据えた。

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