成瀬國晴選 タイガース川柳大賞
タイガース川柳2020(9月第2週 週間賞)
2020年09月15日 08:00
野球
(神奈川県横浜市・大坪 覚)
<佳作>
手を合わせ 正座して観る サンズ様
(京都府京丹後市・金森 恵里)
帰還弾 キャプテンマーク 輝ケリ
(兵庫県宝塚市・室伏 尚美)
大山を バントさせても 落とさない
(大阪府高槻市・梅津 昭)
隅3を 守って秋山 スアレスだ
(大阪府吹田市・西山 嘉員)
【講評】選考委員長・成瀬國晴(イラストレーター)
9月に入った13連戦は、7勝4敗1分け1雨中止だった。
先週は、1分け2敗から始まったが、4連勝して今季最多の貯金4にこぎつけた。9日のDeNA戦で貯金を空にしたが、10日のサンズ選手の17号逆転2ラン、代打・陽川選手の2号3ランもあって、金森恵里さんは神様仏様サンズ様と手を合わせたので貯金1。
11日の西勇輝投手は、広島を今季初完封してチームトップに並ぶ6勝目を挙げた。ファンが優勝を諦めるムードの中、サンズ選手の2試合連発となる18号ソロや今季初めて2番に入った梅野選手の4号ソロもあって、大坪覚さんの諦めも吹き飛ばした。
7日、巨人に負けたが、Cマークつけた糸原選手が9回裏、意地の3号を放った久しぶりの輝きを、室伏尚美さんが帰還弾とほめる。
13日の広島戦、矢野監督は、5番・大山選手に3回無死一、二塁でバントさせ、試合への執念を見せた。これがボーアのタイムリーで生きた。梅津昭さんも執念句で生きた。
西勇輝投手完封の翌12日、秋山投手も7回0/3を5安打1失点で「隅3点」を守って自身5連勝の白星。スアレスもリーグトップの15セーブ、西山嘉員さんがセーブ句で久々の入選。
▽応募方法 〒530―8278 スポーツニッポン新聞社報道部「タイガース川柳」係。メールの場合はyakyuu-o@sponichi.co.jp、ファクスの場合は(電)06(6346)8574まで。〒住所、氏名、年齢を記入のこと。次回は23日必着。掲載は25日。