井上尚弥 MVP副賞で牛肉53.52キロ+30グラム「ネタにされたな」バトラー戦の体重超過分

2023年02月22日 14:32

格闘技

井上尚弥 MVP副賞で牛肉53.52キロ+30グラム「ネタにされたな」バトラー戦の体重超過分
<ボクシング年間表彰式>MVPの井上尚弥(左)とプレゼンターの室伏広治スポーツ庁長官(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 ボクシングの2022年度年間優秀選手表彰式が22日、東京都文京区の東京ドームホテルで行われ、前4団体統一世界バンタム級王者の井上尚弥(29=大橋)が最優秀選手賞(MVP)とKO賞を受賞した。
 井上が最優秀選手に輝くのは5年連続。6度目の受賞は、白井義男と具志堅用高の5度を抜いて歴代最多となった。「40年も超えられていない記録なので、凄い記録を超えることができたんだな」と歴史的な偉業を実感。壇上のあいさつでは「今年は階級を上げ、かつてない挑戦になると思っております。またファンの皆さまに熱い試合をお見せできるように精進していきたい」と今年の意気込みを語った。

 最優秀選手賞の副賞として、53.52キロ+30グラムの牛肉が贈られた。53.52キロは、井上が4団体統一したバンタム級の重量。30グラムは、昨年12月、ポール・バトラーとの4団体統一戦の前日計量1回目で超過した重さ。それを壇上で紹介されると、会場からは大きな笑いが起きた。「30グラムオーバー、ネタにされたな。今となってはもう笑い話ですけど」と苦笑い。焼き肉好きの井上にとってはうれしい副賞だが「体の数値を最近気にしているので野菜の方も贈ってもらえないかな」と冗談交じりに話し、笑いを誘った。

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