尚弥VSフルトンは7・25有明アリーナで開催 拳の負傷で延期も「全開の井上尚弥に仕上げ挑戦」

2023年03月29日 13:00

格闘技

尚弥VSフルトンは7・25有明アリーナで開催 拳の負傷で延期も「全開の井上尚弥に仕上げ挑戦」
井上尚弥 Photo By スポニチ
 ボクシングの大橋ジムは29日、WBCおよびWBO世界スーパーバンタム級1位の井上尚弥(29=大橋)が7月25日、東京・有明アリーナでWBC&WBO統一同級王者スティーブン・フルトン(28=米国)へ挑戦すると発表した。前4団体統一世界バンタム級王者の井上が4階級制覇に挑むタイトルマッチは当初5月7日に横浜アリーナで予定されていたが、井上が練習中に拳を負傷したため延期となっていた。新たな期日と会場が決定し、大橋秀行会長(58)は「改めて、延期を承諾してくれたフルトン選手、調整にご協力いただいた関係者の皆さま、そして何よりも楽しみにしていただいているファンの皆さまに対し、深く感謝申し上げます。新たな日程までに必ずや全開の井上尚弥に仕上げ挑戦させますので、ご期待のほどよろしくお願いいたします」とコメントした。
 大橋会長によると、井上は3月中旬にメキシコ人選手とのスパーリング中に拳を負傷。痛めたのは拳の腱で骨には異常がなく、井上も強行出場を希望して練習を続けていたが、痛めた拳が使えない状態のため、父の真吾トレーナーを交えて話し合った結果、「今回は万全の状態で挑戦してもらいたい」と大橋会長が延期を決断。その日のうちにフルトン陣営に打診し、21日に受け入れるとの返答があったという。

 井上は「延期を受け入れてくれたフルトン陣営には感謝いたします。開催予定の7月に向けて、万全の状態でリングに上がるため、まずはケガの回復に努めたいと思います。またファンの皆さまに熱い試合をお見せできるよう、準備をしていきますので、その時を楽しみに待っていていただけますとうれしく思います」とコメントしていた。

おすすめテーマ

2023年03月29日のニュース

特集

格闘技のランキング

【楽天】オススメアイテム