80歳橋幸夫 1年足らずで引退撤回後初ステージで全5曲を熱唱 「声が枯れるまで歌い続けたい」
2024年04月26日 17:00
芸能
所属する夢グループの石田重廣社長(65)から「どういう顔で出てくるのか楽しみですね!」と呼び込まれると、集まった観客から盛大で拍手で迎えられた。笑顔を浮かべながら登場し、「橋幸夫です。今日デビューしたばっかりでございま」とあいさつするなどステージ上では終始にこやか。
デビュー曲の「潮来笠」など全5曲を歌唱し、およそ11カ月待ち望んだ観客を魅了。最後5曲目には第4回レコード大賞を受賞した名曲「いつでも夢を」を歌唱。「自分の曲を継いでほしい」という思いから結成した男性ユニット「yH2」(2代目橋幸夫の略)とともにフルコーラスで歌い、大歓声とともに約40分にわたる復活ステージを終えた。
引退した要因に挙げていた声帯の筋肉の衰えも心配無用とばかりに歌いきった。橋は「大分回復してきて、気持ちよく歌えました」とニッコリ。yH2の小牧勇太は「引退コンサートの時よりも声にすごみがあった」と絶賛。謝罪会見で「時間がたって、面白いように声がでるようになった」と語っていたように調子の良さをアピールした。
今後もyH2とともにステージに立ち続けていくといい、「もう辞めませんよ!」と宣言した。