長嶋一茂 カブス今永の好成績を分析「投球動作の中で観察しながら投球…捕手のサイン通りではない可能性」
2024年05月03日 08:44
芸能
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日本投手のデビュー5連勝は、12年ダルビッシュ(レンジャーズ)の4連勝を抜き、02年の石井(ドジャース)、14年の田中(ヤンキース)の6連勝にあと1つに迫った。
一茂は「とにかく安定しているというか、強打者と対戦しても心配ない。僕の個人的な意見ですけど、彼の凄さって、打者を翻ろうする要素をいくつか持っている」と分析。NPBより広いとされるメジャーのストライクゾーンの高低、内外角すべてのコーナーに投げ込む制球力、ストライクからボールにして打者を振らせる技術、球速150キロ以上の直球を持っていると言い、「1番は、ゆったりしたリズムから、打者が何を狙っているかというのを見ながら投げることができる」と指摘した。
具体的には「投球動作の中で観察しながら投げていて、捕手のサイン通りにすべて投げていない可能性がある。例えば内角直球と捕手がサインを出した時に、投球動作に入った時点で“あれ?この打者、内角狙っているな”と、テークバックとかタイミングの取り方で分かるんだと思う。そうすると、外の直球に変えたりできる投手」と説明。
そして「そんなに体も大きくなく、腕の振りがめちゃくちゃ早く見えない中、この球の切れというのは打者を翻ろうする。絶対にタイミング合わない。ホント、サイ・ヤング賞でしょ」と太鼓判を押していた。