子宮体がんを公表した著名人 三田佳子、原千晶ら 最近ではエレキテル連合・中野、西丸優子も

2024年05月07日 11:10

芸能

子宮体がんを公表した著名人 三田佳子、原千晶ら 最近ではエレキテル連合・中野、西丸優子も
演歌歌手の藤あや子 Photo By スポニチ
 歌手の藤あや子(62)が7日、自身のSNSを通じて子宮体がんを公表した。
 子宮体がんは妊娠した時に胎児を育てる部分である子宮体部にできるがん。最近、日本人の成人女性にも増えてきているがんの1つ。40歳代後半から増加し、50歳代60歳代の罹患率が高くなる。一番多い症状は不正出血。進行すると、下腹部の痛み、性交時の痛み、腰痛、下肢のむくみなどの症状が出ることもある。

 治療の主体は手術。病気の進み具合にもよるが、基本的には子宮、卵巣・卵管、リンパ節を摘出するのが一般的となっている。また、手術による病巣の完全摘出が困難な場合には、抗がん剤治療(化学療法)や放射線治療も行われる。若年で子宮を温存した治療することを希望される場合はホルモン剤を使って治療することもできる。

 なお、子宮体がんは決して治りにくいがんではなく、病気が子宮にとどまっている範囲で治療すれば80%以上が感知すると言われている。

 過去の同じ子宮体がんを公表した著名人には、女優の三田佳子、原千晶などがいる。2014年に死去した中川安奈さん(享年49)も病気を公表していた。

 最近では、お笑いコンビ「日本エレキテル連合」の中野聡子が22年11月に子宮頸(けい)がんを公表するも、翌23年1月に子宮体がんだったと明かした。

 最近では女優の西丸優子が今年2月、病気を公表し、「(昨年の)クリスマスに子宮と両卵巣の全摘出、リンパ郭清手術をしました」と報告。現在も抗がん剤治療を続けている。

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