「不適切にもほどがある」受賞ラッシュ12冠!今度は「ATP賞」ドラマ部門最優秀賞

2024年06月18日 13:35

芸能

「不適切にもほどがある」受賞ラッシュ12冠!今度は「ATP賞」ドラマ部門最優秀賞
金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(C)TBS Photo By 提供写真
 俳優の阿部サダヲ(54)が主演を務め、今年1月期に旋風を巻き起こしたTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜後10・00)が「第40回ATP賞テレビグランプリ」ドラマ部門最優秀賞を受賞した。18日、発表された。「第61回ギャラクシー賞」「第50回放送文化基金賞」などに続く表彰ラッシュ。これで12冠となった。
 宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けたヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の宮藤氏&阿部&磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与えた。

 毎回、昭和と令和のギャップなどを小ネタにして爆笑を誘いながら、「多様性」「働き方改革」「セクハラ」「既読スルー」「ルッキズム」「不倫」「分類」、そして最終回は「寛容」と社会的なテーマをミュージカルシーンに昇華。コンプラ社会に押し付けがましくなく一石を投じる宮藤氏の意欲的な筆が冴え渡り、SNS上で大反響を呼んだ。

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