西野亮廣 梶原の失踪でキンコン活動休止&レギュラー番組8~9本失った過去「家にこもって四六時中…」
2024年07月04日 16:14
芸能
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破竹の勢いで売れっ子芸人の仲間入りしたキングコング。西野は「絵に描いたようなサクセスストーリーじゃないですか。多分、芸人だったら誰もがうらやむような出世街道だったと思うんです。ただ、内情はそんなことなくて、何が辛いって、とにかく経験とネタのストックがなかったんですよ。なので、番組の収録中とか、VTRを見てる途中とか、ひどいときは劇場で漫才をやってる最中に、その夜のネタ番組でやるネタを考えるっていう地獄的な自転車操業」と、過酷な日々を明かした。
鳴り物入りでテレビ番組に出演し「覚えてすらいないネタを披露する。そんな毎日が続くわけないんですよね」と西野。周囲の芸人やお笑いファンからも白い目で見られるようになった上、単身上京し相談相手もいなかったため、2003年2月、限界を感じた梶原が失踪した。当時22歳で、まだ芸歴3年目だった。
西野によると「今だから笑い話ですが、このときの失踪っていうのはいわゆる行方不明で、最悪のケースが全然あった」という。「すぐにキングコング活動休止っていう決定が出て、僕らはたった1日でレギュラー番組を8本か9本、その他の全ての仕事を失っちゃったんですね」と語った。
ピンで活躍することで梶原の居場所を奪うこともできず、アルバイトを始めることも週刊誌にすっぱ抜かれる恐れがあったため、手持ち無沙汰になった西野。「昨日まで誰よりも売れてたやつが突然仕事を失って、働けるのに働けないっていう状況に陥って、そんなのを23歳のときに経験したんですが、これ経験したら怖いものなんてなんもないんですよ。どん底中のどん底なんで。家にこもって四六時中テレビ観るんですよ。“俺この間までこの中にいたよな”っていう。もう泣けてきますよね」と辛い日々を話した。、