石丸伸二氏 幻に終わった都知事選当選パターン 選挙参謀明かす「十分いけた。やればやるほど票が…」
2024年07月12日 21:39
芸能
![石丸伸二氏 幻に終わった都知事選当選パターン 選挙参謀明かす「十分いけた。やればやるほど票が…」](/entertainment/news/2024/07/09/jpeg/20240709s10041000192000p_view.webp)
選挙前にボランティアを募集した陣営。「300人来ればいいな」と思っていたところ、何と5500人から応募があったという。多くのボランティアに託したのは、掲示板への選挙ポスター貼り業務。藤川氏は「ボランティアリーダーの方が優秀でね。自発的に。私たちが何ら関与しないでで、ボランティアだけですべて応募者を決めて、何々区は誰、何々区は誰と決めて、全部貼ってくれたんです。涙が出ましたね。すごいなと」。集まった人材の優秀さに感激したといい、「こんな質の高いボランティアが集まる選挙は、初めて経験しました」と感謝した。
藤川氏によると、選挙前には、候補者名などを書かずに「“東京を動かそう”と書いてある」などと投票を呼びかける類推チラシを30万枚用意したという。ところが、「1日に15万枚も配ってくれたんです。追加、追加、追加で」と、ボランティアたちの仕事の早さに感激したことを明かした。
さらに藤川氏は「おもしろい傾向だったのが、地域で、駅で集会をする。やったところの票は、実は蓮舫さんに全部勝っているんです。やっていない地域は、全部負けているんです。つまり、1000人、2000人を集める力はすごい影響力がある」と分析した。
ここで進行役の反町理解説委員長が、「これがたとえば、もっと長い、ボランティアをもっと早く集めてやっていれば、いけたかも知れない。1チャ(1着)って意味ですよ?」と、小池氏に勝っていた可能性にも言及。藤川氏は「十分いけたと思います。それくらい、やればやるほど票が増えていく。ですから、オーソドックスに、全部で240回演説をやったんですけど、やったところは全部勝ってるんです、蓮舫さんにはね。都知事(小池氏)には及ばないですけど。まさに空中戦、そして地上戦を含めた街頭演説を、あれだけ細かくやるっていうね」と続いた。