槙原寛己氏 甲子園3連発を詳細に振り返り「岡田さんはいまだに“俺の打球が1番いい打球だろ”って」

2024年07月21日 16:10

芸能

槙原寛己氏 甲子園3連発を詳細に振り返り「岡田さんはいまだに“俺の打球が1番いい打球だろ”って」
槙原寛己氏 Photo By スポニチ
 元巨人の槙原寛己氏(60)がTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)に出演し、伝説のバックスクリーン3連発被弾を詳細に振り返った。
 15日に東京ドームで行われた阪神と創設90周年を迎えた巨人のOB戦の話題の中で、パーソナリテーの石橋貴明は「巨人と阪神って言うと、やっぱりあの3連発ですよね。あの3連発が1985年の阪神タイガースの優勝を決めたっていうんだけど、でもあれまだ4月なんだよね。開幕直後で、岡田さんも掛布さんもこれで決まったわけじゃないって。マキ(槙原氏)のせいで、あの年は阪神が優勝したって言われちゃうとかわいそう、まだ4月なんだよね」と伝説のバックスクリーン3連発に言及した。

 1985年4月17日の阪神―巨人2回戦(甲子園)で今も伝説として残るバックスクリーン3連発が生まれた。巨人が1―3と2点リードで迎えた7回2死一、二塁から3番ランディ・バースが巨人の槙原から3ランを放つと、4番掛布雅之、5番岡田彰布も続いて、3連続でバックスクリーンに本塁打で逆転に成功。これでチームは勢いづき、リーグ優勝、そして西武を下しての日本一に向け、走り続けるきっかけになった。

 槙原氏は、当時について「これバースの1号なんですよ。調子が悪くて打率も凄い低かったんで、僕らもあんまりミーティングでも注意してなかった。シュート投げたんですけど、なんでこんな球を投げちゃったんだろうなって。投げたことなかった球を投げたら、そしたら曲がらなかったんですよ。曲がらないからあれはシュートじゃないね、あれは」と回顧。

 「これで甲子園はめちゃくちゃ盛り上がって、そこに来て掛布さんと岡田さんが続いたから盛り上がりましたよね」と他人事のように言い、「うまく打ってますよ、掛布さん。ここまでは僕も意識はあったんですけどねえ」と2連発までは意識があったことを明かした。そして、石橋の「岡田さんは狙ってた?」には、「岡田さんは確実に狙ってましたね、変化球を。僕はちょっとフォームが緩むんですよ、だから変化球だと思って打ったと思うんですよ。いまだに僕が取材に行くと、“俺の打球が1番いい打球だろ”ってずっと言っていますよ。ライナー性でいっているんですよ、バックスクリーンに。いいホームランですよね。気持ちいいだろうなぁ」と振り返っていた。

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