田崎史郎氏 石丸伸二氏が“国政に向いてない”と思う理由「政治は1人ではできないんです」

2024年07月21日 18:32

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田崎史郎氏 石丸伸二氏が“国政に向いてない”と思う理由「政治は1人ではできないんです」
石丸伸二氏 Photo By スポニチ
 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が21日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。東京都知事選で大健闘した前安芸高田市長の石丸伸二氏(41)についてコメントした。
 ゲスト出演した石丸氏は今後も「政治には関わりたい」としつつも国政進出については「その意向はないです」ときっぱり否定。それでも進行役の作家、エッセイストの阿川佐和子に「国政にもし関わるとしたら、何をやっていきたいと思われますか?」と聞かれると、「百万歩譲って自分が出るとしたなら」と前置きして「社会保障制度の持続可能性を一刻も早く高めないと、もう破綻が目に見えている」と答えた。

 現行の年金制度は現役世代が支払った保険料を高齢者の年金給付に充てる「世代と世代の支え合い」を基本的な考え方としている。石丸氏は「下の世代は細っていくのでどんどん重たくなるし、自分たちの年金は下の世代がもう細るのでもらえないかもしれない。ちょうど我々の世代なんですけど」と課題を挙げ、「自分たちの世代は自分たちの世代でプールしておこうっていう」と同世代での支え合いという考え方を披露。

 これを聞いていた田崎氏は「社会保障の問題はこういう場で議論しても無理じゃないかと思う。非常に難しい問題だから」とコメント。そして「先ほど国政の話もされたけど、僕は石丸さんは国政に向いてないんじゃないかと思って見てる」と話した。

 穏やかな表情で「向いてないと思います、僕も」と同意した石丸氏に、田崎氏は「政党を作るっていうのは仲間を作らなきゃいけない。政治は1人ではできないんです」と“国政に向いてない”理由を説明。かつて大阪維新の会、日本維新の会を結党した橋下徹氏は松井一郎氏という盟友がいたから成功したとし、「石丸さんはわりと1人でやっていかれるタイプ。政治的な同志を作らないと無理だろうと思う、政党を作るのは」と私見を語った。

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