“父親へ腎臓移植”ナム・ユンス、生命分かち合い広報大使に任命「提供の価値を肌で感じた」

2024年07月26日 12:00

写真=OSEN DB

父親に腎臓を移植して話題を集めた俳優のナム・ユンスが、生命分かち合いの広報大使に任命された。

25日午後、ソウル・シティタワーで第8代希望の種・生命分かち合い広報大使の任命式が行われた。第8代広報大使として、ナム・ユンスと、「乗り換え恋愛2」の出演者ソン・ヘウンが活動する。

この日の任命式で、ナム・ユンスは「移植する過程で、臓器および人体組織移植の価値を肌で感じた。また、韓国では移植を待っている人に比べてドナーが不足しており、寄贈の活性化が切実であるという話を耳にした。臓器提供がさらに拡大し、移植を待っている人々の大きな希望になることを願っている」と述べた。

写真=カトリック大学校ウンピョン聖母病院公式SNS

第8代広報大使に任命された彼らは今後、生命分かち合いの広報ポスターや映像の制作、オンライン・オフラインの広報事業、その他広報大使としての活動に参加する予定だ。

ナム・ユンスの臓器移植は、病院を通じて知られた。当時、カトリック大学校のウンピョン聖母病院は、公式SNSを通じて彼の臓器移植のニュースを伝え、所属事務所のAgency GartenはOSENとの取材で、「ナム・ユンスが移植を行ったのは事実だ。父の腎臓の状態が悪くなり、移植をしなければならないと聞き、自発的に移植を申し出て、今年初め頃から検査を受け始めた」と明らかにした。

続けて事務所は、「『大都市の愛し方』の撮影を終えてから、すぐに検査を受けた。幸いにも適合と出て、6月19日に手術を行い、無事終了した。健康にも全く問題がなく、下半期の作品の撮影に入るために、これから体を作ろうと思っている」と付け加え、今後の活動計画を伝えた。

写真=OSEN DB

また、所属事務所は「臓器移植は個人的なことなので、別途明かすつもりはなかった。しかし、病院の関係者の皆さんが良く思ってくださり、SNSに掲載してくださった。感謝しかない」と語った。

その後、ナム・ユンスも自身のInstagramを通じて「当然のことだと認識していた、さらに小さな決心と様々な思いが重なって湧き上がり、こうして時間が経つにつれ、父に素敵な日々をプレゼントできたようで嬉しい」と心境を伝えた。

彼は「記事を読み、慰めてくださったファンの方々、数日間温かく迎えてくださった病院関係者の方々に本当に感謝している」とし、「これから怖くて躊躇することの前でも、気軽に手を差し伸べられるような人になる。移植を控えている、待っている患者さんたちも心から応援している」と述べた。

ナム・ユンスは「人間レッスン」「恋慕」「今日のウェブトゥーン」など様々な作品に出演し、自身の魅力を発揮した。最近では、バラエティ番組「新商品販売-ピョンストラン」に出演し、新たな魅力で視聴者を虜にした。彼は、下半期に公開されるドラマ「大都市の愛し方」で挨拶する予定だ。