始まりはBOAや東方神起…UNICODEユラ 最後の挑戦でKエンタメの扉開けた【ソロインタビュー連載第5回】

2024年08月05日 11:00

芸能

始まりはBOAや東方神起…UNICODEユラ 最後の挑戦でKエンタメの扉開けた【ソロインタビュー連載第5回】
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女性5人組K―POPグループ「UNICODE(ユニコード)」が日韓のエンタメ界に新風を運んでいる。日本デビューシングル「HELLO WORLD」の収録曲「呼んで(Blur)」がオリコンデイリーシングルランキングで2位を記録。8月1日からは日本テレビ系「DayDay.」の8月度エンディングテーマとしてオンエアがスタートした。全員日本人のK―POPグループという異色の存在としてネット上で大きな反響を巻き起こしている中、知られざる彼女たちの素顔に迫るべく5人それぞれにソロインタビューを敢行。5回目は「UNICODEのオールラウンダー」YURA(ユラ).です。
――日本デビューにあたって、全国各地でイベントやライブを行ってきたと思いますが、特に印象に残っているエピソードはありますか?
「日本に最初に来た時に東京・亀戸で披露させていただいたパフォーマンスが一番印象に残っています。韓国で活動していた私たちのことを日本の方は知ってくださっているのだろうか、来てくださるのだろうかと思いながら初日を準備しました。いざ舞台に立ったら、たくさんの方に来ていただいて、とてもありがたかったです。これからもっともっとたくさんの方に知ってもらえるように頑張っていこうと思った日だったので、亀戸のリリースイベントが一番印象に残っています」

――緊張しましたか?
「とてもしました」

――ファンの反応や活動のやり方について、日本と韓国で違いはありますか?
「大きな違いはないのですが、どちらも掛け声をしていただいた時はとても嬉しかったです。韓国では(多くのアーティストが出演する)音楽番組にたくさん観客の方がいらっしゃいますが、UNICODEだけのファンが来てくださる機会は少ないです。日本ではリリースイベントでUNICODEを好きな方が来てくださったので、近くでファンの方と一緒に楽しめる感じがあり、凄い良かったです」

――日本のファンの反応の違いをどう感じましたか?
「大きな声を出して雰囲気を和ませてくださる感じがあります。緊張しているのが伝わったのかもしれませんが、ファンの方が優しく大きな声で名前を呼んでくださったり、見つめてくださるまなざしに温かみを感じて、緊張が和らぎます」

――K-POPグループのメンバーになりたいと思ったきっかけは何ですか?
「私は小さい頃からダンスや歌が大好きで、母の影響でよく車の中でBOAさんや東方神起さんといった韓国のアーティストの曲を聴いていました。さらに、テレビで少女時代さんを見た時に歌って踊っている姿とその実力に一目惚れしてしまったんです。自分がやりたいのはこれだと思いました。それ以来、ずっと憧れ続けてここまで来ました」

――K-POPグループを目指すための具体的な努力はどのようなものでしたか?
「韓国でやりたいという気持ちが強かったので、音楽やダンスの構成、歌の実力だけでなく、練習期間を長く経てからデビューする韓国のシステムが魅力的で、自分もその中で上り詰めていきたいと思ってK―POPだけを見てきました」

――家族や友人の反応はどうでしたか?
「最初は家族にも友人にも言えませんでしたが、予想はされてたみたいです。『好きだし、そう思ってたよ』って。心配もあったんですが、友人は喜んで『頑張っておいで』と言ってもらえました」

――出身地はどちらですか?
「鹿児島県出身です」

――地元の良いところは何ですか?
「自然豊かで、特に小学校の時には毎週日曜日に標高100メートルちょっとの城山に登ってラジオ体操していました。城山の展望台から見える桜島が風景が本当にきれいなんです。大人になって城山に登ると、地元に帰ってきたなと感じます」

――韓国で生活してみて気づいた日本の良さはありますか?
「近くに家族や友人がいることです。韓国でメンバー全員インフルエンザに一緒にかかったことがあって体調が辛いときに、家族に会いたいなって思う時はありました。韓国で過ごしてみて、特に体調が悪い時に家族に会いたいと感じました。あとは、醤油とか出汁とかが違うので日本食が恋しくなりました。母の作る肉じゃがが食べたくなりました」

――韓国に行く前に勉強していたことはありますか?
「高校卒業してアルバイトしながら韓国に行って、週末オーディションを受けに行っていたのですが、新型コロナウイルスの影響でできなくなりました。それで1度、夢を諦めて普通の生活をしていたんです。諦めていたところにPROJECT KというUNICODEができるきっかけになったオーディションがあったので、『これでダメだったら完全に諦めよう』というので最後の挑戦として受けました」

――「UNICODE」を検索するとIT用語の「Unicode」が上位に出てきてしまうことがちょっとした話題になっていましたが、実践されてる検索方法はありますか?
「UNICODEの後にK-POPやアイドルといったキーワードをつけると見つけやすいです。ちょっと難しいですが、韓国語で유니코드(ユニコード)と打つとすぐ出ます」

――エゴサーチはするんですか?
「します(笑い)ファンの方に写真を撮っていただいて、そういうのが上がってくるのを見て、ありがたいと思いながら拝見しています。ファンの方の反応も随時見てます」

――韓国語はどうやって勉強しましたか?
 「韓国語は独学で、好きな一心で。家のテレビに韓国のバラエティーやドラマが常についていて、字幕を見ながら耳で聞くというのを繰り返していました。言いたい言葉を思いついたら、その都度、調べてました。1番難しいのは発音なんですけど、これは実践あるのみです」

――個人やグループで達成したい目標は何ですか?
「UNICODEが多くの方に知っていただけるようにできる限りのことをしていきたい。まずは単独ライブをしたいです。また、日本の方にも知っていただきたいのでメディアにも多く取り上げてもらい、世界でも通用するグループを目指しています。長い間愛されるグループになれるよう5人で頑張っていきたいです」

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