ユ・スンホ、同性愛のエイズ患者役のために6kg減量「自分でネイルも」(動画あり)

2024年08月12日 08:30

写真=JTBC「ニュースルーム」放送画面キャプチャー
俳優のユ・スンホが、これまで演じたことのない役をこなすために傾けた努力を伝えた。

韓国で最近放送されたJTBC「ニュースルーム」には、ユ・スンホがゲストとして出演した。

この日、彼は演劇「エンジェルズ・イン・アメリカ」で、俳優デビュー25年目にして初めて演劇に挑戦することを伝えた。魅了されたかのように出演を決めたというユ・スンホは、「正確な理由もなく、心が赴くままやってみたいという気持ちが一番大きかった」とし、得意で楽なことだけに安住したくない気持ちをあらわにした。

「エンジェルズ・イン・アメリカ」は、1980年代のアメリカを背景に、社会的少数者が経験する差別と混乱など、様々なテーマを取り扱う。ユ・スンホはエイズに感染し、病床で過ごす間、天使から予言者の啓示を受けるプライア・ウィルター役で、セクシュアルマイノリティの演技に挑戦する。

ユ・スンホは現在、マニキュアを塗っているが、これも配役と関係があるのかという質問にうなずいて「今は指輪しかしていないが、ブレスレットやネックレスなど、アクセサリーも多く着用している。(自分が演じる役柄が)外見的に派手な人物だ。内面も大事だが、目に見える部分も大切で、普段やっていないことを多くしている。自分で塗ったのでめちゃくちゃだ。全部はがれてしまったので、本番前にまたキレイに塗りなおそうと思う」と恥ずかしそうに話した。

外見的な部分以外に気を使った部分があるのかという質問には「この演劇が同性愛、人種差別、宗教を取り扱っているので、実は僕にも詳しくわからないことだらけだ。それらをテーマにしている映画をたくさん観た。劇中で僕はエイズ患者だ。体重を5~6kg程減らした。表現のために多方面で努力している」と明かした。

また、演劇をしながら大変なことについては「スキンシップがなかなか難しかった。自分の彼氏を愛し、相手俳優を愛する目で見なければならないが、最初は難しかった」と打ち明けた。しかし、「相手の俳優も努力してくれて、僕も受け入れようと努力した。男性、女性ではなく、愛する対象として見てみたら、より楽になった」と付け加えた。

「舞台に上がるともっとドキドキすると思った。でも、舞台に上がると心が落ち着いて集中度が高まった。結局、舞台に上がってこそゲームが始まるものだと思い、むしろ心が楽になった」と明かしたユ・スンホは、「リアルタイムで観客とコミュニケーションすることにプレッシャーを感じるが、自分なりの方法で乗り越えようと思う」とし、「ミスをして学ぶことがきっとあると思う」と語った。

続いてデビュー25周年を迎えたことについて、「毎日毎日、今日が一番大事な瞬間だと思っている」とし、「僕がやっていたことが全部記録として残るじゃないか。過去を振り返った時に後で恥ずかしく思わないようにするためには、今日が一番大事で、また今日によってユ・スンホという人間の評価が変わってくる可能性があると思って過ごしている」と、格別な価値観を伝えた。

ユ・スンホは「今のように、僕を求めてもらえる作品があるのであれば、その時まで続けていくと思う。その時まで僕はずっとユ・スンホという人間を修正していきながら、今までのように悩みながら生きていくと思う」と、俳優としての未来を語った。





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