宇多田ヒカル「こんな歌い方したことない」 あなたは知ってた?細かすぎて伝わらないこだわりの歌唱法
2024年08月12日 11:30
芸能
![宇多田ヒカル「こんな歌い方したことない」 あなたは知ってた?細かすぎて伝わらないこだわりの歌唱法](/entertainment/news/2024/08/12/jpeg/20240812s10041000150000p_view.webp)
デビュー曲「Automatic」では、「な・なかいめの」「べ・ルで」など単語を区切る斬新な譜割りで同業者を驚がくさせ、無二の感性でその後の邦楽に多大な影響を与えた宇多田。これについて本人は「それすごい言われたけど、私は実感として何がそんなに面白いか分からなかった。今でもちょっと分からないんですけど…」と正直に話した。
だが、「日本語…というか言葉の解体という風に解釈すると、実はもうちょっと突き詰めてみたんです。その一段階上を試したことがあるんです」と告白。「でもまったくスルーされて、誰も気づいてくれないから、ちょっと寂しかったんです」と吐露した。
それは2020年発売の楽曲「Time」で試みたという。「どんな孤独…の(最後の)“く(KU)”をく・う~(K・U)、ってしてみたんですよ」と説明。「でもこんな小っちゃいとこまあ誰も気づかないだろうな、と思いつつ。私はこんな歌い方したことない!って自分ではすごい楽しく歌ってたんですけど。細かすぎて誰も…」と苦笑いした。
「子音と母音に分けたっていうのが、私には“な・なかいめ”どころじゃない」チャレンジだったという。だが、「細かくて伝わらないモノマネみたいな…」と自虐的に語り、「聴いてみてください。く・う~って言ってるんで」とアピールしていた。。