橋下徹氏 “パワハラ疑惑”兵庫・斎藤知事の元凶を指摘「自分は何も悪くないと信じ切っている」

2024年08月31日 14:44

芸能

橋下徹氏 “パワハラ疑惑”兵庫・斎藤知事の元凶を指摘「自分は何も悪くないと信じ切っている」
橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(54)が31日、自身のX(旧ツイッター)で、職員らへのパワハラの疑いなどを告発する文書をめぐり、同県議会の調査特別委員会(百条委員会)で証人尋問を受けた斎藤元彦兵庫県知事(46)についてつづった。
 尋問の中で斎藤知事はパワハラの認識について問われた。そのたびに「合理的な指摘」「パワハラかどうかは私が判定するというより、百条委員会とか第三者委員会が判定するものだと思う」などと返答。最後までパワハラを認めることはなかった。

 この問題について、橋下氏は記事を引用しながら連続で投稿した。斎藤知事が総務官僚だったことを引き合いに、「斎藤知事は課長レベルやった。極悪人ではないが、さすがに知事としてはあかんわ」と指摘した。

 知事への報告前にメディアに出た記事について、担当者を呼んで叱責したことについて問われた知事は、「新聞の1面に出たときは、すぐに想定問答を作って大臣室に入れておくのが当たり前だった」などと、官僚経験をもとにした行動を指導したことを説明した。これについて橋下氏は「やっぱり永田町霞ヶ関文化が元凶やね」と合点がいった様子。「やっぱり斎藤さんのこの仕事のスタイルは総務省でかたち作られたんやな。だから斎藤さんは自分は何も悪くないと信じ切っている。これじゃ、官僚と国民がどんどん乖離(かいり)するわ」と、失望感を示した。

 想定問答については「僕が知事、市長のときに新聞に出るたびに想定問答なんか作らせてたら、役所はそれだけの仕事になるわ。大阪では想定問答なんて廃止にした」と、自身の経験をもとに人員の無駄遣いを指摘。「全て知事、市長の責任。斎藤さん、やっぱり民間企業に勤めてから知事になるべきやった。あなたの感覚は現代において相当ズレている」と問題視した。

 一方で、その文化の元凶にも思いをめぐらせた。「でもそれは総務省という組織、霞ヶ関の世界、国会議員が作りあげたもの。あなたが正しいと信じている国会議員や総務省のやり方がおかしいんやで。それに気付いていない斎藤さんはある意味、可哀想や」と同情も示した。

 あらためて「これが永田町・霞ヶ関教か。そりゃ合理的で優秀な官僚たちが続々と辞めていくし、そもそも合理的な若者はやってこないわ」と指摘。「類は友を呼ぶ」と投稿を結んだ。

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