河野太郎氏「不記載の問題なんですが、裏金と言われてしまっている」 裏金議員公認問題には明確な回答なし

2024年08月31日 16:55

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河野太郎氏「不記載の問題なんですが、裏金と言われてしまっている」 裏金議員公認問題には明確な回答なし
河野太郎氏 Photo By スポニチ
 9月の自民党総裁選(12日告示―27日投開票)への立候補を表明した河野太郎デジタル相(61)が31日、日本テレビ系「ウェークアップ」(土曜前8・00)にリモートで生出演。派閥裏金事件を巡る26日の出馬会見での発言について改めて説明した。
 河野氏は出馬会見で、派閥裏金事件を受けた党改革に関して、信頼回復に向けて政治資金収支報告書への不記載があった議員らに「不記載になった金額の返納を求める」と話した。

 安倍派の議員らから反発の声も出ている中、河野氏は「これ不記載の問題なんですがいろんなところで裏金、裏金と言われてしまっております」と自身の見解を述べる。そして「必要な書類を訂正することで法律的、捜査当局にはこの問題は終わったのかもしれないが、不記載とそしられながら総選挙を迎えるのは、そうした議員にとってあまりいいことではないと思っている」とし、「不記載になってしまった議員がその金額を返す、これは党に戻していただいて、党から国庫に入れるのは現行の法律上も可能です」と説明した。

 そして「裏金といわれたものを自分の手から離して、私は国でもいいんだろうと思っておりますが、きちんと始末をした、けじめをつけて前に進むというのが大事だと思っている」と持論。

 日本テレビ政治部の平本典昭氏に「そこまでけじめが大事とおっしゃるんであれば、けじめをつけない、不記載額を返還しない議員は選挙で公認しないということでよろしいですね?」と聞かれると、「すべての領収書をとっておいて説明できる議員もいるが、派閥からの収入を記載するなと言われてしまったので領収書をつけたものの支出を記載すると収支が合わないので、両方記載できなかったという議員もいますから。しっかりできるならそれはそれで問題はない」と回答。選挙での公認問題については明確な答えはなかった。

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