ナムグン・ミン、一途すぎる主人公のセリフに恥ずかしさも?「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」裏話を明かす

2024年09月04日 17:30

――「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」に出演した感想を教えてください。

ナムグン・ミン:時代劇はとても久しぶりなので少し緊張しましたが、キム・ソンヨン監督とは「黒い太陽」でご一緒したことがあったので、少し気が楽でした。とても面白く、ストーリーに魅了されて出演を決めました。かなり久しぶりの時代劇でしたし、時代劇で主人公を演じた経験もなく、時代劇の話し方や衣装に慣れるのも大変だろうと思っていたんですが、アン・ウンジンさんや監督、スタッフの皆さんと息がとてもよく合って、大きな問題なく、無事に撮影できたと思います。韓国の美しい場所は全て回りましたし、心配していた部分もすべてうまくいき、とても感慨深いです。

――役のために事前に準備したことや、特に気を付けた部分があれば教えてください。

ナムグン・ミン:一つは、これまでアクションシーンはたくさん撮影してきましたが、刀を使うアクションは初めてだったので、コツを掴むまで時間がかかりました。そして、やはりラブストーリーと言うこともあり、普段よりスキンケアに気をつけました。

――イ・ジャンヒョンというキャラクターの魅力は何だと思いますか? 共感する部分もありましたか?

ナムグン・ミン:見た目はふてぶてしくも、純朴な人のように見えます。真実の愛に気づいた後はとても一途で、一人の女性をこんなに愛することができるのか、と思わせてくれる、そんな魅力があるキャラクターです。共感できる部分もありますが、何しろあまりにも能力が高いキャラクターですから……。


キザなセリフに恥ずかしさも「気に入ってもらえて光栄です」

――撮影中の大変だったこと、楽しかった・良かったことがあれば教えてください。

ナムグン・ミン:撮影期間が1年と長く、移動時間も長かったのが少し大変でした。まげや韓服は、最初は少しぎこちなかったのですが、すぐに慣れました。良かった点は、ラブストーリーはパートナーとの相性がとても重要だと思いますが、アン・ウンジンさんは人柄もとても良く、演技もとても上手な俳優さんで、息がピッタリ合いました。そして、私は普段あまり外出をしない方なんですが、今回美しい自然を見られる機会が多くてよかったです。

――アン・ウンジンさんとのシーンの中で、特に記憶に残っているシーンやセリフがあれば教えてください。

ナムグン・ミン:名シーンが本当にたくさんありますが、特に青麦畑でキスをするシーンです。日暮れ時に撮影したんですが、カメラ監督が光や色味にこだわってくださり、とてもきれいな画が撮れたと思います。そして、君のところにまた戻ってくると言ったのに、ナム・ヨンジュン(イ・ハクジュ扮)のせいでそれが叶わなかったので、「本当に憎いな」というセリフがあります。「このようなセリフをどうやって言うんだろう?」と思ったほど、とても恥ずかしいセリフだったんですが、むしろ多くの方々が気に入ってくださったようでありがたかったです。そして、最後にギルチェが瀋陽での体験を告白した時に「抱きしめてあげないと。すごく痛かっただろうから」というセリフがあるんですが、あまりにも没頭していて、どのように映ったかとても気になります。そのシーンは台本で読んだだけでもとても美しくて、期待していたんです。

――アン・ウンジンさんに演技についての助言をしたと聞きましたが、どんな助言をされたんですか?

ナムグン・ミン:アン・ウンジンさんはもともと演技が上手な俳優さんなので、迷っている時に、自分を信じろという話をたくさんしたと思います。

――撮影場所が1ヶ所ではなく、全国各地だったと聞きました。一番記憶に残っている撮影場所があるとしたら?

ナムグン・ミン:武陵(ムルン)渓谷です。素朴な美しさを感じられるので、おすすめです。


演技への熱い思いを明かす「役割を全うするのが私の使命」

――今まで本当に様々なジャンルの作品をされてきましたが、意識的に挑戦されているのですか? 作品をするにあたって、ご自身だけの基準があれば教えてください。

ナムグン・ミン:意識的にしているわけではありません。作品は芸術ですから、これ面白そうだなと感じたら、すぐにやる方だと思います。

――これから挑戦してみたい役はありますか?

ナムグン・ミン:自分がどのような役に挑戦してみたいかというよりは、主人公の役割を全うすること、作品を構成する一人の構成員になるということ、主人公として全体の調和を取りもつということが、私はもっと重要だと思いますし、それが私の使命だと思います。

――日本での印象的なエピソードがあったら教えてください。

ナムグン・ミン:日本は食べ物がとてもおいしいです。美しい場所も多いですが、特に東京によく行きます。有名な飲食店はほとんど行ってみましたし、特にダイニングによく行きます。記憶に残っているのは、地元の方たちがよく来るという串焼きのお店なんですが、今度また伺いたいですね。

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