小倉智昭氏 2年前に陥った生命の危機 三途の川で亡父と“再会”「きれいなお花畑の方に父は行って…」
2024年09月04日 18:09
芸能
急激に体調が悪くなったのは、一昨年だという。「ぼうこうがんが転移したんでしょうね。全摘したけど、肺に転移が分かって。転移は手術ができない」。そのため、抗がん剤治療による化学療法を選択したという。
すると、著しい不調に見舞われた。「今になって思うと、副作用か、自由がんがそのころからあったのか分からないけど、腎臓の数値が急激に落ちて、5回目の投与の後に倒れて」。緊急入院し、医師は妻に「今日、明日がヤマかも分からない」と告げたという。
当時の小倉氏は見るからに普段とは違ったようで、「別人なんですって。顔は土気色だし、手は震えてるし、ろれつは回らない」と当時の状況を説明した。
病魔と闘う中、驚く出来事があったという。「三途の川というのがありましたよ。おやじが出てきて、いろいろ立ち話をして、“智昭、そろそろ父さんは行くぞ。行こうか?”って言うんで。“俺、もうちょっと残りたいんで”、“父さん先行くからな”って」。夢の中なのか、亡き父とのやりとりが思い出されるという。
「きれいなお花畑があるんですよ。そっちの方に父は消えて。私は行かずに残った。それが良かった」。不思議な出来事を「夢なのかどうなのか分かりませんけど」と振り返りつつも、「一つ話ができたので。いいですよ、三途の川の話なんてなかなかできない」と前向きに話していた。