泉房穂氏「“総務省の官僚”が62年以上にもわたって、ずっと知事の地位にあるのが兵庫県の特徴」
2024年09月04日 09:22
芸能
斎藤氏に先立ち職員4人も尋問。公開で証言した部長級2人のうち1人は、斎藤氏からの叱責を「社会通念上必要な範囲とは思わない」と指摘。机をたたいた場にいた1人は「必要がない行為。口頭で言えば良い」と語った。
9月5、6日の尋問では贈答品受領疑惑と、文書を公益通報として扱わなかった対応を検証。5日は県職員や公益通報制度の専門家らを呼び、6日は斎藤氏と片山安孝元副知事らを尋問する。
泉氏は「“総務省の官僚”が62年以上にもわたって、ずっと知事の地位にあるのが兵庫県の特徴。“お殿様”が兵庫県庁に派遣されてくるようなイメージで、『“お殿様”の言うことは絶対』という組織風土が脈々と続いている。今回の背景には、兵庫県庁の組織風土も無関係ではない・・・」と自身の見解をつづった。
◇兵庫・斎藤知事告発文書の疑惑7項目
(1)人事=ひょうご震災記念21世紀研究機構の副理事長2人が突然解任
(2)知事選=2021年知事選で幹部職員らが斎藤元彦氏の選挙を手伝い
(3)知事選=次期知事選に向けた投票依頼のため、商工会などに出向いた
(4)贈答品受領=地元企業からコーヒーメーカーやロードバイクなどを受け取った
(5)パーティー券=副知事らが斎藤氏の政治資金パーティー券を商工会などに大量購入させた
(6)優勝パレード=阪神・オリックス優勝パレード費用を信用金庫などから不正に集めた
(7)パワハラ=机を叩いて激怒したり、職員を怒鳴り散らしたりした