乳がん公表Qaijff森彩乃 「無事に治療が終了しました」と報告 今後は「ここから5年間…」

2024年10月23日 10:16

芸能

乳がん公表Qaijff森彩乃 「無事に治療が終了しました」と報告 今後は「ここから5年間…」
「Qaijff」森彩乃公式インスタグラム(@moriayano1119)から
 ステージ2の乳がんであることを公表していたスリーピースバンド「Qaijff(クアイフ)」のボーカル・キーボードの森彩乃(36)が22日、自身のインスタグラムを更新。16日に治療が終了したことを報告した。
 「大切なみんなへ!!!」と書き出すと、「乳がんになりました!と報告をしてから、1年半が経ちました。2024年10月16日、無事に治療が終了しました」と報告。

 「手術前の化学療法に始まり、右乳房全摘+右腋リンパ節切除の手術、術後の放射線治療と化学療法、一通り全てが終わった」とし、今後については「次は2ヶ月後に検査。問題がなければ、数ヶ月おきの定期的な検査で、再発や転移がないかをチェックします」と明かした。

 「治療は一区切りしたけど、右胸と右腕の痛みや感覚の麻痺はあるし、抗がん剤の副作用による手足の痺れが残っているし、心臓への負担もあって循環器内科の受診、卵巣機能への影響もあって婦人科も受診、終わらないことはたくさんある」と記し、「そして、ここから5年間再発がなければ “完治” と言える」と説明した。

 「だから、手放しでは喜べなくて、複雑な気持ちを抱えているのが正直なところなんだけど、でも、まずは、『ここまでよくがんばった!』と自分を褒めてあげたい!」と記した。

 「乳がん発覚からここまでの日々、応援してくれた、パワーをくれた、想ってくれていた人たちに、そして、そばで支え寄り添ってくれていた家族、Qaijffメンバーでありパートナーの内田旭彦に、心から感謝します。ありがとう!!!」と感謝。

 「きっと、一度がんになった人は、その後も再発や転移に対する不安は付きものなんだろうなと思う。でも、この世界に生きる全ての人に、人生いつ何が起こるかわからないという点では、同じなのかもしれないな。乳がんになる前も後も、私は私で、まだ人生は続いてる。引き続き、何を選んで、何を表現して、死ぬまでどう生きるか。それだけなんだよな」とつづると、「バンドを止めずに、音楽を続ける決断をして良かった!」と実感を込めた。

 「不安や恐怖もたくさん味わったけど、それ以上に幸せを感じた大切な1年半でした」とし、「最後に。これを読んでくれているあなたにとって、少しでも乳がんのことを知るきっかけ、考えるきっかけになってくれたら嬉しいです!」とメッセージを送った。

 森は昨年4月19日、3月末に検査結果が分かり、ステージ2の乳がんと診断されたことを公表。バンド公式サイトでも、森の病状を公表するとともに、完治に向けて、約1年半の治療を開始するも、バンドとしては活動休止はしないと説明していた。同9月1日にはベースの内田旭彦と事実婚したことも発表。その後投稿で、「11月30日に右胸の全摘手術をします」と告白、12月5日には手術を終え退院したことを報告。同20日には、病理検査の結果、「ステージは発覚当初と同じⅡBでした」と明かしていた。

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