「MIPCOM2024」に吉本興業がブース出展 海外版ドキュメンタル「LOL」をPR

2024年10月23日 19:17

芸能

「MIPCOM2024」に吉本興業がブース出展 海外版ドキュメンタル「LOL」をPR
「MIPCOM2024」の基調講演に登壇した岡本昭彦社長 Photo By スポニチ
 21日に仏・カンヌで始まった世界最大級のテレビ・映像コンテンツの国際流通マーケット「MIPCOM2024」に吉本興業が2022年に続いてブース出展を行った。また、初日の基調講演では、Amazon MGMStudiosのインターナショナル・オリジナル責任者ジェームズ・ファレル氏と、吉本興業ホールディングスの岡本昭彦社長らが登壇。Amazon プライムビデオが「LOL: Last One Laughing」のタイトルで、世界25以上の国と地域で配信している「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」の制作のきっかけや成功の理由などについて語った。
 岡本社長はあいさつで、2020年にジェームズ氏からLOLのフォーマットの買い取りの提案があったとし、「甘い誘惑に乗っかかりかけたが、社員に反対され、売却を取りやめた。その結果、MIPCOMにご招待いただき、この場に立てていること、Amazonの皆さま、LOLを支持してくださる皆さまに感謝します」とジョークを交えて感謝を述べた。

 司会者から連携のきっかけを聞かれたジェームズ氏は「日本ではバラエティ番組が人気だと分かっていたので、コメディやバラエティのフォーマットを探していた。岡本社長をはじめ、吉本のメンバーに何度も会う中、吉本からドキュメンタルのアイデアが出てきた。これは絶対にヒットすると直感しました」と明かした。一方、岡本社長は「(Amazon プライムビデオが)日本で開始されるとき、我々のコンテンツが世界に届くのではないか、世界の人に楽しんでもらえるのではないか、と考え企画を提案した」と説明。「松本人志という類い稀なる才能の持ち主が考えたアイデアが世界に広まったのは大変喜ばしい」と話した。

 LOLは各国でスピンオフ企画が作られており、岡本社長は「日本の場合は松本人志という象徴的な人物が立っていて、どういう形でスピンオフしても、ファンがコンテンツをリスペクトしているので、この先も広がりが期待できる。シーズンを続けていく中でいろいろなアイデアが出てきて、各国にも派生しているのは素敵な展開だ」と締めくくった。

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