阿部一二三 少年時代の過酷練習 車で15分の練習場「走って行かされました」 一方の詩は…

2024年10月23日 20:36

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阿部一二三 少年時代の過酷練習 車で15分の練習場「走って行かされました」 一方の詩は…
阿部一二三 Photo By スポニチ
 柔道の東京、パリ五輪金メダリスト阿部一二三(27)、東京五輪金メダリストで妹の阿部詩(24)が、23日放送の日本テレビ系「1周回って知らない話SP」(後7・00)にそろってゲスト出演し、幼少期について語った。
 一二三は6歳の時、投げ技のかっこ良さにひかれて柔道を始めた。それを見ていた詩も、「私も投げ飛ばしたい」と、兄に続くことを希望。「私はすっごく止められて、父に。“女の子だから、痛いよ?やめておきなさい”と言われて」というが、「どうしても兄をまねしたくて、やらせてって言ったら、やらせてくれた」と、初志貫徹で柔道を始めた。5歳の時だった。

 ところが、一二三は当初から強かったわけではなかったという。同級生の女子選手に5年連続で敗北するという悔しさを味わった。それでも柔道を続けた。「小学校高学年って遊びたいじゃないですか?みんなが公園で遊んでいる中、トレーニングしてたんで」。友人たちがすぐ近くで野球をしていても、自分は父とともに練習に明け暮れていた。友達にはその様子を見られており、「それも嫌でした。野球している横で走って、うわーって(体幹トレーニング用のボールを投げていた)。恥ずかしいじゃないですか?今はオリンピック優勝して、やっぱりあれがあったから一二三は凄かったと思うけど、当時は…ね」と打ち明けた。

 兄は努力の虫だった。中学でも厳しいトレーニングを続けた。立ち技2時間、寝技2時間、ランニング2時間というハードなメニューをほぼ毎日、続けた。練習試合の日は、1日で40~50試合も戦ったという。柔道教室の道場は車で15分のどの距離にあったが、一二三は「そこまで強くなるためにって、僕は走って行かされてました」と回想。一方の詩は「走りたくはなかったんで、それを見ながら横を車で通りすぎて行く…」と笑わせていた。

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