ミッツ ピーコさんを追悼 「ずっと子供の頃から大好きでした」「私も大人になったらこうなるのかなって」

2024年10月25日 16:12

芸能

ミッツ ピーコさんを追悼 「ずっと子供の頃から大好きでした」「私も大人になったらこうなるのかなって」
ミッツ・マングローブ Photo By スポニチ
 タレントのミッツ・マングローブ(49)が、24日放送のMBSラジオ「ミッツ・マングローブのOSAKA・ん!メガミックス」(木曜後3・00)に出演。9月3日に79歳で死去したことが公表された双子のコンビ「おすぎとピーコ」の兄でファッション評論家として活動したピーコ(本名杉浦克昭=すぎうら・かつあき)さんを追悼した。
 ピーコさんとは公私にわたって深い交流があった。

 訃報が公表されたのは今月20日。「私も関係者の方から一報をいただいて」と明かし、「9月の3日に亡くなって。そこから四十九日が終わって納骨を済ませるまでは一切公表せずということだったんで、このタイミングになっちゃったんですけれども」と切り出した。

 ピーコさんは26歳の時、おすぎを経由してドラマ衣装の製作を依頼されたのを縁に芸能界に足を踏み入れ、1975年に双子のコンビ「おすぎとピーコ」としてテレビ、ラジオにデビュー。同性愛者であることを公言した上での活動だった。ミッツは「私はずっと子供の頃から『おすぎとピーコ』というテレビタレントとして見ていて、大好きでしたよ」と語った。

 続けて「なんとなく自分の中に目覚めてきた自我と、ふたりを投影して“私も大人になったらこうなるのかな”っていう、まあなんか心配のような不安みたいなものも含めて…。他にサンプルがなかった時代ですから。堂々と同性愛者として生きるってことは、こうなることなのかなとか思いながら」とピーコさんに影響を受けたという。

 「本当に楽しくて辛辣なおふたりで。一緒に仕事をしたのが2010年ですから、実質14年くらいのお付き合いではあったんですけれども。やっぱね、コロナがあって、なかなか仕事場でも一緒になることがなくなって。そこからピーコさんもちょっと弱っちゃったっていう」と話し、2021年放送回のTOKYO MX「5時に夢中!」の出演が最後のテレビ番組になったと明かした。

 共演したミッツは「その時はもう事務所もたたんでフリーというか、1人でやってらっしゃったんですけど、“大丈夫?1人で来れる?”みたいな感じで。“行けないよ!”なんつって来ていただいて」と当時のやりとりを振り返っていた。

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