鈴木哲夫氏 2000万円支給から垣間見える自民党の意思決定法「それをやる限り、必ず中途半端な処理に」
2024年10月25日 20:23
芸能
裏金事件で非公認となり、無所属で選挙を戦っている萩生田光一氏は、自身のX(旧ツイッター)に動画を投稿。「率直に申し上げて、選挙直前の非公認の基準、そして今回の政党交付金の交付に関する執行部の対応、首をかしげざるを得ません」と執行部を公然と批判し、「正直申し上げて、ありがた迷惑な話だと思っています」とも述べた。
鈴木氏は、石破体制の意思決定プロセスに言及。「ある与党の元大幹部」からの話として、「石破さんになってから、いろんなことを処理するのに“足して2で割る”ということをやっている」と話した。さらに、「“右から言われたら、そうだね。左から言われたら、それもあるね。足して2で割ろう”と。結局、非公認も中途半端な12人で終わるし、これだってそう。本当だったら“今は出さない!”って決めればいいんだけど、“非公認にしたしな。お金を出すかな”と、足して2で割るような最終決定をしている」と、例を挙げて説明した。
今回の支給を進めた可能性のある人物として、石破首相、森山幹事長、さらには事務方を挙げ、「森山さんなんかがギリギリとやってもいい。森山さんは右も左も聞きながら、間の落としどころを作っていくタイプなので、それをやる限り、必ず中途半端な処理になっちゃう」と指摘した。