NHK大河ドラマ「真田丸」で戦国武将、石田三成を演じた俳優山本耕史(39)が14日、三成の出身地である滋賀県を訪れ、三日月大造知事を表敬訪問した。滋賀県は「徳川家康の敵」として悪役の印象が強い三成の復権を図り、「豊臣秀吉への忠義の将」とPRする動画を制作するなどして観光振興に役立てている。
真田丸では、三成は熱い正義漢として描かれており、山本は「脚本の三谷(幸喜)さんが三成を好きだったことも描き方の違いにつながったと思う」と力を込め、「今回の三成が(滋賀県ゆかりの武将のドラマなどが増える)いいきっかけとなれば」とエールを送った。