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マアジからのイサキでクーラー満杯 “敵”の邪魔にも負けず大爆釣 勝山・庄幸丸

2024年06月21日 04:30

社会

マアジからのイサキでクーラー満杯 “敵”の邪魔にも負けず大爆釣 勝山・庄幸丸
良型イサキが食い活発!勢いはしばらく続きそうだ Photo By スポニチ
 【石坂衣里の何でも釣ってやろう!】癒やし系の“釣り姉貴”こと石坂衣里が、千葉県富浦沖でイサキ釣りを楽しんだ。今が旬のターゲットで、勝山・庄幸丸ではマアジも同時に狙える。

 再会するなり庄幸丸・庄司徳勝船長が「クーラーそれだけ?」。20リットルですが、何か?目下、富浦沖ではイサキが大爆釣中で、クーラー満杯で早上がりする日もあるとか。20リットルでは入りきらない…ということらしい。半信半疑で乗船しましたが、先に結果をお伝えすると、腕が筋肉痛になるほどの食いっぷりでした。

 まずはマアジから。指示ダナは海面から60メートル。1投目から35センチをゲット。3本バリにパーフェクトとなると、大物釣りをしている気分になるほどの強烈な引き。このままの勢いだと、クーラーからあふれてしまう。船長のあいさつの意味、分かりました。頭の中で「お裾分けリスト」作成です。

 続けて指示ダナ15メートルと浅めのイサキ狙いへ。庄司船長が「2回コマセを振ったら100%釣れるよ」。イサキは“タナを釣れ”っていう格言あるのに、そんなざっくりで…って釣れてる。順調に数を伸ばしていると、まさかの邪魔モノが現れた。仕掛けが指示ダナまで落ちていかない。

 “敵”の正体は平ソーダ。イサキを釣るには平ソーダの群れを突破しなくてはならず、仕掛け投入ごとに運試しをしている感覚に。ならば仕掛けが途中で止まったら、すかさず電動リールのスピードMAXで回収しちゃえ。勢いで平ソーダをハリから外す作戦はゲーム感覚で楽しかったけど、それでもオマツリしたり仕掛けが切れたりの連続。それにも負けずにイサキの釣果を伸ばして、クーラー満杯を達成!平ソーダさえこなければ、早上がりは確実だったのにな…。

 ≪塩焼きで釣果飯≫釣り後のお楽しみは“釣果飯”。イサキをさばいたところ真子(卵)、白子で腹はパンパン。塩焼きにしたところ身はふっくらしていて、あまりのおいしさにほっぺが落ちました。先日、スーパーの鮮魚コーナーでイサキを見つけたらお値段にビックリ。乗合料金の元は取ったな、とニンマリしてしまいました。

 ◇当日のタックル 竿=ライトゲームXR TYPE73MH195、リール=フォースマスター400(以上シマノ)、マアジの仕掛けはハリ=チヌ2号3本バリ、ハリス=1・5号、イサキはハリ=ムツ10号3本バリ、ハリス=2号。

 ◇石坂 衣里(いしざか・えり)1979年(昭54)生まれ、群馬県出身。釣り糸「サンヨーナイロン」アンバサダーとして活動。ヘラやトラウトの淡水のほか、沖釣りへも通い詰める。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、勝山・庄幸丸=(電)0470(55)3005。出船時間は午前5時、乗合料金は1万1000円。

 ≪東京湾で落水者救助訓練を実施≫
 東京湾遊漁船業協同組合(中山賢理事長=川崎・中山丸)がこのほど、東京湾内で「落水者救助訓練」を行った。2022年4月の北海道・知床遊覧船沈没事故以来、船舶の安全対策への関心が高まったことから、同組合では遊漁船についても改めて安全対策に取り組む意識を高めようと実施。約60人が見守る中、桟橋に係留した釣り船から落水した人を救助する手順などを確認したほか、日本水難救済会による落水時の泳ぎ方などの実演が行われた。

 訓練終了後、吉野吾朗専務理事(深川・吉野屋)は「当組合としては安全第一、事故ゼロを目指して、今後もこうした訓練を実施していきたい」と意義を強調していた。

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