フィッシングニュース
船中第1号!良型連発!!クロダイ満開!!!
2024年04月17日 05:30
社会
「この地域は明確な乗っ込みはないけど、前日は大物のバラシがあるなど気配は上向き加減」と話すのは木村康弘船長。
大物が連発。船長の握る舵(かじ)にもその期待の程がうかがえる。
本降りで迎えた雨の中を航程15分。
「水深40メートル。タナは海面から30メートル」(船長)。6人が待望の第1投だ。
片天1本バリ、ハリス3号×8メートル、ビシ60~80号、コマセはアミで付け餌はオキアミ。釣り方は指示ダナの5メートル下まで仕掛けを送り、コマセを振りだしてタナで待つだけ。比較的に簡単。
コマセが利いたか左隣で軟調長竿が、水面に突き刺さった。最近よく交じる40センチ級クロダイ。
船中第1号をゲットしたのは神奈川県南足柄市の毎田雄太さん(40=会社員)。再投入するとまたもや同級を釣り上げた。
「赤いのが欲しい」と言いつつも、早々の良型連発にエビス顔だ。
左舷の船首で良型ハナダイを上げたのは、同秦野市の古谷弘行さん(31=福祉士)で、クロダイ、ウマヅラに次ぐ3匹目。
「五目だけど当たりが多くて面白い」と夢中。
筆者の第1号はクロダイ。マダイならビシをつかむとフワリと軽くなるが引く力強さはこの魚独特。
船は春雨の中70メートル、40メートルとポイントを何度か替えたが、ハナダイやシマダイが交じるものの本命のマダイは肩透かし。
ゲストに出た1・5キロ級のメジナを見た船長は「大ダイが出始める兆し」と今後への期待をほのめかしていた。
○…置き竿で当たりを待つのが相場。だが、終始手持ちで狙っていたのは茅ケ崎市の上山邦彦さん(70)だ。マダイ一筋、週1乗船の常連さん。「手持ちだと当たりを見逃さない」と、順調に釣果を伸ばしていた。
▼釣況 東日本釣宿連合会所属、茅ケ崎・沖右衛門丸=(電)0467(82)3315。乗合は午前6時半出船。料金は氷付き1万1500円。女性3000円、中・高生2000円引き。予約制。