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テンヤはグロー系ズバリ 特大F6超!!タチ満足締め 最終回で強烈な引き堪能
2024年03月20日 04:30
社会
タチウオ釣りにこだわりを持っている船宿の横浜市八景・鴨下丸に乗船。最初に配られる餌のイワシ5匹が凄いの。大型で脂が乗っていて、冷凍なのに溶かしても身崩れナシ。いかにも“釣れます”って感じの鮮度で、食卓にも上がりそう。餌はスーパーで購入するより、現地調達するのが断然オススメ。餌の追加は事前に受付で伝えてくださいね。
いざ出船!ポイントまでは約15分の猿島沖(水深60メートル)エリアへ到着。指示ダナは「57メートル」とかなりピンポイント。仕掛けを落としてトントン小刻みに誘って探ると、テンヤがフワ~っと軽くなる前当たり。どんどん軽くなっていって食い上げている感触。合わせを入れても食い上げスピードが速すぎて間に合わない。バレちゃったかも…あれ?「ズドーンッ」。いた!こんな感じの忙しさがまた楽しい。引き強めだな。上がってきたのはドラゴンだった。
テンヤで狙うタチウオの場合、テンヤのカラー選びは特に重要です。種類が多いので私は迷ってしまい、10個以上出してしまうこともあります。今回は迷いません。最近の流行カラー・グロー系(40号)と決め打ち3つセッティング。餌のイワシもキレイにカットし丁寧にワイヤを巻き付け、タチウオを魅了します。
狙いはドンピシャ。フルグローのテンヤで当たりが多く出ました。中にはちょっとだけかじられただけで見切られてしまうということもありましたけど、当たりは活発そのもの。
前日は激シブで型も小さくイマイチだったとのことで不安だらけでしたが、終わってみると、アベレージサイズが指幅(F)4~5本分。そしてF6超の特大も顔を見せてくれました。久々に数、型ともに大満足の釣行となりました。
使用タックルはテンヤタチウオ専用ロッド91HHで、誘いが楽になるように硬めのものをチョイス。PE1・5号を巻いた小型両軸リールにリーダー10号を1・5メートルセット。「電動リールではなく手巻きなの?疲れない?」とよく聞かれるのですが、手巻きだとタックル全体が軽くなるので長時間の誘いが楽だし、海中の魚の気配や違和感をダイレクトに感じとれるので手巻き派です。
2020年7月にスタートした「釣美女主義」も今回で最終回。ご愛読いただきありがとうございました。どこかの海でお会いしましょう。
◇金澤 美穂(かなざわ・みほ)1989年(平元)生まれ、神奈川県出身。釣り雑誌、ムービーなどで活躍中。シマノモニター、オーナーばり船フィールドスタッフ、サニー商事イメージガール。
≪脂乗って肉厚まるでウナギ かば焼きオススメ≫ 釣行後の食卓には、あぶりやユッケなどタチウオ料理がズラリと並び、とてもにぎやか。中でもオススメなのがかば焼きで、サンショウをかければウナギに負けないくらい絶品に。この時季のタチウオは脂が乗っていて肉厚なので釣り味、食味も一味違います。
◇当日のタックル 竿=サーベルマスターリミテッド91HH170、リール=オシアコンクエスト200HG(以上シマノ)