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師弟で19匹、コンビ息ピッタリ!父子で17匹、高得点挙げて圧勝 クロダイ荒稼ぎV
2024年05月02日 04:30
社会
午前中は速い潮と、フグ等の餌取りに悩まされたが「午後に流れが緩くなった途端、ポンポンと釣れるようになった」(恭仁さん)。2位以下を圧倒する計340ポイントで見事優勝を飾った。17匹中4匹を上げたという陽向さんは、並み居る強豪を抑えての優勝について「めっちゃうれしい」と笑顔。大会は出場経験がある恭仁さんも、息子とタッグを組んでは初出場。「プライベート感覚で普段通りに釣れたのがよかった」と日焼けした顔をほころばせた。
【28日=参加14組28人】2日目は愛知県岡崎市の赤木佑次さん(40=会社員)、同県春日井市の内匠里次(たくみ・さとし)さん(56=会社員)が優勝した。
受付での抽選で「鋼管」を引き当てた内匠さんは、心の中でガッツポーズ。前日の優勝ポイントだったのだから無理もない。しかもペアの赤木さんは仲間から一目置かれる“名人”で「ペア大会なら誰もが組みたいと思う人。私の師匠です」と胸を張った。
狙いはドンピシャ。浅場でグングン数を伸ばし、検量にはクロダイ19匹を持ち込んだ。7割超を釣り上げた赤木さんは「型より数勝負なので一匹一匹を大切にして、微妙な当たりも逃さないようにした。昼から風が吹き舟が押されて食いが渋くなりました」。食い渋り時にはダンゴを使わず「餌とオモリだけで探っていた」というからさすが。多くの優勝賞品を手にした内匠さんは「師匠の狙い方はスナイパーみたい。集中力が凄い」と最後までベタ褒めだった。
◇大会成績(クロダイ20ポイント、キビレ10ポイント、マダイ5ポイントの総得点制。単位ポイント)
≪27日≫(1)鈴木恭仁・陽向(静岡市)340(2)渡辺丈倫(名古屋市)・間所良紀(豊橋市)200(3)秋山勝(茅野市)・柏原克好(駒ケ根市)65
≪28日≫(1)赤木佑次(岡崎市)・内匠里次(春日井市)380(2)飛野暁彦(島田市)・鈴木修(成田市)265(3)鈴木恭仁・永野秀一(静岡市)125
▼特別賞 飛野暁彦=マダイ71センチ(敬称略)