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2年ぶりの大物!!49センチのクロダイ “下り潮&濁り”でチャンス到来 秋田県・男鹿半島
2024年06月05日 04:30
社会
![2年ぶりの大物!!49センチのクロダイ “下り潮&濁り”でチャンス到来 秋田県・男鹿半島](/society/news/2024/06/05/jpeg/20240604s000933D2712000p_view.webp)
まずは1匹目を、と祈る気持ちで沖めの25メートル付近に第1投。海には適度な濁りが入り、潮はゆっくり下り潮。条件は決して悪くない。ところが、数分流してもウキには全く反応はなかった。
まき餌にはマルキユー「チヌパワームギスペシャル」と「チヌパワー激濁り」にオキアミ1キロを混ぜ合わせたものを使用。付け餌は同「くわせオキアミ食い込みイエロー」と練り餌「食い渋りイエロー」を準備した。餌取りがいなくても同「チヌパワーくわせダンゴ」は必携したい。
「くわせオキアミ」や「食い渋りイエロー」などを投入してもハリに餌が残り、全く魚っ気が感じられない。晴天でベタナギという絶好の釣り日和なので、こちらのやる気は満々だ。
1時間ほど経過。潮の流れが止まりかけた時、とんでもないヤツがいきなり食ってきた。合わせた瞬間にマダイの大物と分かったが、相手は沖めに一直線に走る。リールからは鈍いドラグ音。ラインがスプールの半分ほど出たところで、ようやく走りが止まったが、今度は強烈な引きに襲われた。0・8号の磯竿が折れんばかりのパワー。格闘すること数分、切れないでと願ったが、ハリス2号がプツン…。
気持ちを切り替え、今度はオキアミを「くわせダンゴ」で包んで投入。先ほど当たりがあったポイント付近で、ウキがゆっくり消えた。今度もデカイ。重い引きでロッドが海面に突き刺さる。マダイとは違う。沖に向かい走ることはないが、確かな手応え。今度は逃すまい。慎重なやりとりの末、浮かび上がったのは49センチのクロダイ。年無し(50センチ超)には届かなかったが、2年ぶりの大物に表情も緩む。
クロダイ、マダイとも大物は健在。男鹿半島の各磯から目が離せない。(マルキユーフィールドテスター)
▼釣況 男鹿・つりショップ海風=(電)0185(47)7879。
≪ベストショット≫
◎釣り宿 那珂湊・仙昇丸=(電)029(262)2010
▼釣り物と大きさ マダコ、3・2キロ
▼釣った日とポイント 5月12日、那珂湊沖
▼釣り人 東京都武蔵野市の福島多恵さん