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フライ試行錯誤で50センチ超バス×2 ゲーム感覚?いかに怒らせるか…
2024年06月09日 08:00
社会
![フライ試行錯誤で50センチ超バス×2 ゲーム感覚?いかに怒らせるか…](/society/news/2024/06/09/jpeg/20240609s000933D2272000p_view.webp)
マリーナを出港してすぐにバスを見つけました。早速、パワーポール(固定装置)を下ろしてボートを固定します。スレていないバスは、その射程範囲にフライを投げてアクションさせると一撃で食いついてきます。しかし、近年はサイトゲームをやる人が増えてきているので、フライが着水した瞬間に逃げてしまう魚もいるほどです。
この魚もそうでした。用意した20センチの大型フライを投げましたがすぐに逃げてしまいました。ルアーなら30センチもあるジャイアントベイトを使うので、これでも小さいかもしれません。戻ってきたらまた投げる、あるいは、いた場所に投げ、戻ってきたらアクションさせて誘います。最初の魚は20分ほどでヒットしました。44センチでした。次に釣ったのは47センチでこっちは見つけてすぐに釣れました。
そしてさらにエレキで岸際を見て回ると50センチ級を見つけました。観察しているとやや大きい、メスも一緒にいました。見えバスをいかに怒らせて釣るのか?魚の習性を理解した上でのゲームのような感覚でもあります。
このバスはフライを3種類ぐらい替え、怒らせて釣ることに成功しました。何と52・5センチありました。サイトでの50オーバーは、非常に楽しいゲームだと思います。その後もう1匹やる気のある大物を見つけ、53・5センチというサイズアップを果たしました。
ランチ後はさらなる大物を探しました。極端に大きい60センチ級もいくつか見つけましたが、すぐに逃げてどこかへ行ってしまうという個体が多く、ヒットはおろか投げることもできませんでした。
この日は4匹の40センチ級と2匹の50センチオーバー。全て食いついた瞬間が見えたので、非常にエキサイティングなゲームでした。 (東京海洋大学元客員教授)