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カサゴにアカハタ 新機軸でシャウト♪イワシ餌を海底に落とし…焦りの早合わせは禁物 茅ヶ崎・沖右衛門丸
2024年05月25日 04:30
社会
![カサゴにアカハタ 新機軸でシャウト♪イワシ餌を海底に落とし…焦りの早合わせは禁物 茅ヶ崎・沖右衛門丸](/society/news/2024/05/25/jpeg/20240524s000933D2733000p_view.webp)
今回お世話になったのは茅ケ崎・沖右衛門丸です。早速ですが、釣り方を説明しましょう。まずサビキ仕掛けでイワシを釣ります。釣ったイワシをバケツにためておきます。40~50匹たまったところで、仕掛けを泳がせ用2本バリに交換します。イワシ餌をセットしたら、海底へ落としてカサゴを釣り上げるのです。いかがでしょう。餌いらずな上、ゲーム性がかなり高く、面白そうでしょう?
まずは餌となるイワシをゲットしましょう。カゴもオキアミも必要ありません。なぜなら、ナブラが立つほどイワシは大量にいるので、木村研二船長の指示ダナまで落とすと自動的に釣れます。これはこれで楽しい(笑い)。餌が確保できた人から順次、仕掛けを交換します。オモリは25号のままです。ここで、注意点が一つあります。25号のオモリと仕掛けは多めに用意しておいてください。根の荒い海底を探っての繰り返しとなりますから、結構な確率でロストしてしまいます。しかし、この底を制することができなければ、釣果が上がらないという緊張感も味わえます。どうやらボクも餌の確保ができました。ロールプレーイングゲームでスライムを頑張って倒し、やっと次の武器が買えそうなところまで来た感がありますね(汗)。
それでは、ドキドキの1投目です。さすが、生き餌です。いきなり当たりがありました。分かりやすいほど、底に着いた瞬間です。ただし、ここにも落とし穴がありました。普段ルアー釣りばかりやっているので、焦って早合わせをしてしまうのです。ハリ掛かりせず、頭だけ残って戻ってくるイワシ…焦ってはいけません。食わせのタイミングをつかむのに少し苦労しました。
常連たちがポツポツとカサゴをゲットし始めます。来ました!これは楽しいですね。カサゴ狙いではありますが、ボクに来たのはアカハタです。色鮮やかな魚体を持つ高級魚。ボクはカサゴ2匹とアカハタ2匹、他はエソしか釣れませんでしたが、十分楽しめました。中には5・6キロのマダイや、ヒラメを釣り上げた凄腕な方もおりました。この方はハリスを6号に替えていたそうですから、狙っていたのでしょうね。
そして面白い。これはハマりますよ。船中全員何かしらゲットしておりましたが、釣果にはかなりの差が出ておりましたので、ゲーム性がかなり高いということです。腕に自信がある方はぜひやってみてください。
◇当日のタックル 竿=ライトゲームBB Type73MH195、リール=バルケッタBB150DHPG(以上 シマノ)
◇Anchang(あんちゃん)本名・安藤弘司。「SEX MACHINEGUNS」のリーダーでボーカルとギターを担当。代表曲に故郷・愛媛の名産品を歌った「みかんのうた」など。無類の釣り好きで釣り歴は40年以上。
▼釣況 東日本釣宿連合会所属、茅ケ崎・沖右衛門丸=(電)0467(82)3315。出船時間は午前6時半、乗合料金は1万500円。