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1メートル超のシイラに“シャウト”

2024年06月15日 05:30

社会

1メートル超のシイラに“シャウト”
メーターオーバーのシイラを釣り上げ鼻高々! Photo By スポニチ
 【ヘビメタが釣る!】ヘビメタバンド「SEX MACHINEGUNS」のリーダー・Anchang(あんちゃん)が、ルアーで狙うシイラに挑戦。相手は“万力”の異名を持つスプリンター。神奈川県平塚・庄三郎丸から1メートル超を目指し相模湾へ。

 「早く来たほうがいいよ」と平塚・庄三郎丸さんから連絡が入りました。つまり、いま釣れているということです。1年以上眠っていたルアーたちを探し出し、ほこりをかぶったロッドを握りしめて向かいました。先に書いておきますが、シイラゲームにはあまりいい思い出がありません。

 港を出て30分ほど走り、最初のポイントに到着。パヤオ(人工魚礁)周りからスタートです。船の先端に立つ釣り人にヒット。ちなみに筆者は右舷の真ん中近くにおりましたが、焦らなくても大丈夫。魚はめちゃくちゃいます。最初の人たちが投げ入れたルアーを追いかけて、下から何匹も出てきます。キャストは10メートルも飛ばせれば十分。朝イチのポイントは熱いです。スレていない、やる気のあるシイラがガンガンアタックしてきます。一気に5人の釣り人に魚が掛かるので、船上は大騒ぎです。

 筆者にも来ました。やった~と思ったのもつかの間、ジャンプされバレてしまいました。がっかりする間もなく、隣にいた女性アングラーにヒット。ルアーを速攻で回収し、お手伝いに回ります。なんと初シイラだそうです。80センチほどでした。おめでとうございます。その後、海面の浮遊物を探して船は転々と移動。大雨や大風、台風の後にはたくさんの浮遊物が海面に浮いていますが、ここ数日は快晴続きだったため、なかなか見つからなかったようです。

 次のパヤオに到着しました。出てくる、出てくる。ここでもヒット。90センチのオスでしたがなかなかのファイトを見せてくれました。ジャンプ力が凄い魚なのでバラす釣り人も多いのですが、そこはゲームフィッシュの面白いところです。あと魚が出てきても、スレてしまうまでの時間が非常に短いです。一つのポイントで5分もすると魚は消えてしまいますので、ファーストキャストは大事です。

 終了時間が迫ります。最後にまた筆者にきました。メーターオーバーのメスです。いやぁ~、メーターオーバーの魚なんてなかなか釣れませんよ。この日は十数人で14匹をゲット。船長的には釣れている方ですとのこと。ただし、魚をヒットさせてない人はいなかったと思われます。ゲットに至らなかった方が意外にも多かったみたいです。

 釣果はトップで4匹。筆者は2匹でしたが十分満足できました。ルアーで釣るシイラは楽しいですね。今のうちに皆さん行ってください。すぐにスレてしまいますから。あと、できれば平日狙いが絶対いいです。

 ◇当日のタックル ロッド=オシアプラッガーフレックスリミテッドS710ML、リール=ストラディックSW4000HG(以上、シマノ)、ルアー=ルーディッシュ・サーディンラン・スーパーサージャー(以上、スミス)、ライン=PE2号、リーダー=ナイロン40ポンド(以上、サンヨーナイロン)

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、平塚・庄三郎丸=(電)0463(21)1012。出船は午前6時、乗合料金は1万2000円。要予約。

 ◇Anchang(あんちゃん)本名・安藤弘司。ヘビメタバンド「SEX MACHINEGUNS」のリーダーでボーカルとギターを担当。代表曲には故郷・愛媛の名産品を歌った「みかんのうた」などがある。無類の釣り好きで、釣り歴は40年以上。

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