フィッシングニュース
京都府・由良川河口 “海の女王”キスの嵐 大型28センチ!強烈なアタリに夢チュー
2024年06月12日 05:30
社会
現地到着が午前8時ごろ。まだ小雨が降っており、強い北風で沖合には白波があり、寒くて状況は最悪。それでも左岸の好ポイントである由良川橋梁(きょうりょう)下から河口までは点々とキャスターの姿があり、私も早速、タックルを準備し、アオイソメをキス針10号の3本針に刺して、水道部を狙ってキャスト。アタリを確実に捉え、広範囲を探るために竿1本でサビく作戦だ。
すぐに雨は上がったが、潮が止まっており、本命の活性は低く、釣れるのはヒイラギの外道ばかり。状況が好転したのは午前10時前。キャストして糸フケを取るとブルン、ギューンと心地よいアタリがあり、24センチの良型キスがヒット。厳しい中なので、これで気持ちも落ち着き思わず口元が緩む。ただ、ここは流れてきたゴミやカキガラが多く、頻繁に根掛かりするので、細い仕掛けや針数は多くても3本までと根掛かり対策が必要。
それからはアタリが続き、小型キスも交じるが22~24センチもヒットし、さすがに由良川と気分は最高。昨年の7月には30センチを釣ったので、狙うのは記録更新サイズ。うまい具合に昼前には北風も弱まり、潮が満ちてきたのでコンディションは上々。そこで、下流にある中州へ移動する。
これが大正解だった。フルスイングをするとグーンと仕掛けが飛び鉄橋方向に着水。しばらくサビくと大きなアタリがあり25センチがヒット。それからは同ポイントで大ギスが連発し、もうウハウハ状態になってきた。しかも次のアタリはグイーッと竿先を引ったくる強烈なアタリで大物が乗った。
大ギス特有の締め込みを味わいながら姿を見せたのはヒジ叩き(つかんだときに尾がヒジを叩くぐらいの大きさ)で測ると28センチ、これが由良川のハイポテンシャル。それからもアタリは続いたが残念ながら午後2時前に餌切れで納竿となった。
本日の釣果は13~28センチを23匹と十分楽しめたが記録更新には届かなかった。次回に期待したい