【ドバイシーマC】レイデオロ 軽快12秒5!ルメールも満足
2018年03月29日 05:30
競馬
「トップコンディション。いい調教ができたよ」。追い切りを終えてから私服に着替え、コーヒーを手にリラックスした様子で報道陣の前に現れたルメールは、ストレートに好感触を伝え、さらに続けた。「前半は少しハミをかんだが、すぐに落ち着いた。直線は暗くて狭く感じたのか、少し物見をしたが、フットワークや伸びは問題ない。メイダンの芝にもフィットしていたよ」
藤沢和師は「正直、暗くてよく見えなかったが、ジョッキーが“良かった”と言っているんだから、動きは問題ないだろう。前走(京都記念3着)も悪くはなかったが、流れが向かず馬が行きたがった。休み明けを1回使って、明らかに息遣いが良くなっている」と余裕の笑み。海外遠征のパイオニアでもある名トレーナーは「人も馬も海外に来ることが、もう特別なことではない。みんなもそうだろう。そんなに肩肘張っても仕方ない」と、あくまで平然と構える。
ルメールには海外メディアも殺到。4社のTVインタビューを立て続けに受けるなど注目度の高さがうかがえた。ライバルを問われた鞍上は「クロスオブスターズは凄くいい馬」。母国フランスの強豪を挙げた上で、こう続けた。「でも心配ない。レイデオロはダービー馬。賢くて自分の仕事を分かっている。今のコンディションなら自信があるよ」。日本代表として、ダービー馬の実力を世界に見せつける。
▼モズカッチャン(梛木助手)単走だったので集中し切れていないところもありましたが、全体的に動けていたし、仕上がっていると思います。