【大阪杯】ブライトVへ視界良好!鞍上・松岡「A評価」
2018年03月29日 05:30
競馬
その笑顔が全てを物語っている。畠山師も「走る姿はほとんど見えなかったけど、引き揚げてきた時の様子を見ると、いたって元気。順調に来てます」と納得だ。
明け4歳。昨秋から急激に力をつけた。昨秋の福島記念で重賞2勝目を飾ると、中山金杯2着。前走・中山記念は好位から突き抜け、G1馬3頭を撃破した。昨春ダービー15着後、コスモヴューファーム(北海道新冠町)の放牧が奏功。指揮官は「放牧先で乗り込んでいただいたのが良かった。体つきがだいぶ大人になった」と目を細めれば、鞍上も「肉体的な成長が一番大きい。腰に力がついた。まだ物足りない面はあるが、時間が解決してくれる」とさらなる成長を保証した。
パワーアップしたことで後方追い上げ型だった昨春と違い、洗練された好位差しを覚えた。直線359メートルと短めの阪神内回りにピッタリ。鞍上は「形態の似た福島や中山で結果を残している。初めての阪神内回りはむしろプラス。あとは枠順。距離ロスは避けたいので内めの枠が欲しい。この馬と一緒にやってきてここまでたどり着いた。いい結果を出したい」とトーンを上げた。ダービーで先着を許した同期スワーヴリチャード、アルアインに負けない成長力が最大の武器。濃霧のち快晴。ブライトがクリアな答えを週末、用意しているかもしれない。