【ドバイ国際競走】メイダンの豪華設備 桁違いスタンド全長1500メートル8万席
2018年03月29日 09:00
競馬
レースなどを映し出す大型映像装置は日本の三菱電機製で幅107メートルと世界最大級。東京のターフビジョンが幅66・4メートルだから、こちらもメイダンの“圧勝”。レース当日のイベントやレース後に催されるコンサートなどのため、ビジョンの周辺には大きなスピーカーや照明が多数設置されている。
スタンド内部で日本人が最も違和感を感じるのが、馬券の窓口、発売機がないこと。賭け事禁止のイスラム教国で馬券を発売しないため、投票施設を置く必要がない。その分のスペースはレストランやラウンジ、「スイート」と呼ばれる個室観覧席などが占めており、巨大な外観ほど内部に開放感はない。日本の競馬場のように、一般の競馬ファンが行き来できるエリアは、ほんの一部しかないのが実情だ。