【まるがめボート SG第70回メモリアル】秋山敏夫の推しは上條暢嵩 経験積み“全国区”に
2024年08月27日 04:30
ボートレース
そのグラチャンで“純正エンジン”とコンビを組んで唯一優勝戦に乗ってきたのが上條だった。「(セット交換に)気持ちは揺らいだけど、意地ですかね。正直言って足の差は感じるけど、純正の星で優勝を目指します」。引退した師匠の野添貴裕さん譲りの調整力で頑張ったが、正味のパワー差はどうしようもなかったか。結果は5着に終わったが、それでもレース後の表情はすがすがしかった。貴重な経験は間違いなく今後に生きる。
7月のG2津ボートレース甲子園でも優出(6着)、大阪の次世代スターから間違いなく“全国区”へと成長した。今回のまるがめでは必ず結果を出す。今年はG1下関69周年V歴もあり賞金ランクも12位。初出場のメモリアルで初のSGタイトルを獲得すれば、初の“地元グランプリ”出場も確定する。