【まるがめボート SG第70回メモリアル】秋山敏夫の推しは上條暢嵩 経験積み“全国区”に

2024年08月27日 04:30

ボートレース

【まるがめボート SG第70回メモリアル】秋山敏夫の推しは上條暢嵩 経験積み“全国区”に
2節前の優勝エンジンを手に入れた上條暢嵩(撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 SG「第70回ボートレースメモリアル」が、ボートレースまるがめを舞台に27日から開幕。全国24レース場から推薦された52人が激突する。舞台のまるがめでは21世紀に入ってSGを9回開催。そのうち2003年グランドチャンピオンで池田浩二、06年チャレンジカップで三嶌誠司、08年ボートレースダービーで丸岡正典、10年オーシャンカップで石野貴之、13年メモリアルで毒島誠、14年オーシャンCで吉田拡郎、そして17年オーシャンCで峰竜太と7人がSG初優勝の栄冠に浴している。そこで今回は本紙記者がSG初戴冠しそうな選手を予想。秋山敏夫記者の推しは上條暢嵩(30=大阪、まるがめ希望)だ。
 今年のボートレース流行語大賞は、現時点では間違いなく“セット交換”というフレーズだろう。6月の尼崎SGグランドチャンピオンでは連日飛び交っていた。ちなみにその節では24機のエンジンが“セット交換”され、グラチャン以前は5機、グラチャン以後は15機、合計44機がセット交換済みのエンジンとなり、ほとんどがパワーアップに成功している。

 そのグラチャンで“純正エンジン”とコンビを組んで唯一優勝戦に乗ってきたのが上條だった。「(セット交換に)気持ちは揺らいだけど、意地ですかね。正直言って足の差は感じるけど、純正の星で優勝を目指します」。引退した師匠の野添貴裕さん譲りの調整力で頑張ったが、正味のパワー差はどうしようもなかったか。結果は5着に終わったが、それでもレース後の表情はすがすがしかった。貴重な経験は間違いなく今後に生きる。

 7月のG2津ボートレース甲子園でも優出(6着)、大阪の次世代スターから間違いなく“全国区”へと成長した。今回のまるがめでは必ず結果を出す。今年はG1下関69周年V歴もあり賞金ランクも12位。初出場のメモリアルで初のSGタイトルを獲得すれば、初の“地元グランプリ”出場も確定する。

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