早川に市民栄誉賞 銅に地元が勤務先が母校が興奮
2012年07月31日 06:00
五輪
地元も歓喜に沸き、佐世保市は8月中にも市民栄誉賞を授与したい意向を表明。朝長則男市長は定例会見で「早川選手の最後の10点が相手にプレッシャーを与えた。入賞できるかもしれないと思っていたが、まさか銅メダルとは。よく頑張ってくれた」と称えた。
一方、ムードメーカーの蟹江美貴が勤務するミキハウスも何かしらの賞を授与する予定。「朝から社内で“凄かったな蟹江”と話題がもちきりでした。この調子で個人も頑張ってほしい」とさらなる快進撃に期待している。
最年少の川中香織里が所属する近大洋弓部の山田秀明監督(61)は「高校を卒業して弓を置くつもりだったが、インターハイの決勝トーナメント1回戦で負けた悔しさから翻意して“強くなりたい”とうちの大学に来た。相当な負けず嫌い。練習量も他人に負けない」とエピソードを披露。同じ教え子の蟹江についても「いつもニコニコして天真爛漫(らんまん)。笑って歯ばかり見せて“しっかりせんかい”と思われるかもしれないが、あれはみんなを緊張させないようにする彼女なりの気遣い。あの笑顔がいい影響を与えた」と喜んでいる。