パラリンピック選手ら歓喜の声 東京で56年ぶり祭典
2013年09月08日 16:13
五輪
病気で右脚の膝から下を失った陸上男子短距離の佐藤圭太は20年東京大会を29歳で迎える。「世界のレベルも上がっているが、置いていかれないようにしたい。100メートルで10秒台が目標」と飛躍を誓った。
04年アテネ大会の陸上女子5000メートル(車いす)で金メダルを獲得した38歳の土田和歌子は長男を出産後も選手として活躍する。「1児の母としても、最高の舞台を直接見せられるのはうれしい」と笑顔で言った。
日本パラリンピック委員会の中森邦男事務局長は「日本選手が活躍しないと盛り上がらない。7年後にいい成績を残せるよう、選手の強化に取りかかりたい。これから忙しくなる」と気を引き締めた。