【数字は語る】トライアスロン カロリー消費から見る勝負の鍵

2016年08月22日 08:40

五輪

【数字は語る】トライアスロン カロリー消費から見る勝負の鍵
優勝したジョーゲンセン(左)とバイクで並走する佐藤 Photo By スポニチ
リオデジャネイロ五輪・女子トライアスロン
(8月20日)
 トライアスロン女子で優勝したジョーゲンセン(米国)のタイム、運動量、さらに体重(58キロ)をもとにカロリーを計算してみると合計2055キロカロリー。彼女がフルマラソンを走った場合に換算すると、だいたい35キロ走行分のエネルギーをトライアスロンで消費している。

 費やしたカロリーを種目ごとの比率で見てみると(1)スイム9.1%(2)バイク64.0%(3)ラン26.9%。これに対して39位と苦戦した日本の上田(体重44キロ=計1630キロカロリー)は(1)9.7%(2)65.7%(3)24.6%で、出遅れたために最初の2種目でジョーゲンセンより多くのエネルギーを使わざるを得なかったことが数字に表れている。

 ちなみにスタートした全55選手中、最も体重が重かったのは42位となったブロールト(カナダ)の65キロ。重い分、2374キロカロリーと合計の数値は大きいが、それでも同選手は(1)9.4%(2)65.2%と最初の2種目では上田よりも“省エネ”に努めていた。

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