猫ひろしは「知名度高めた」 カンボジア五輪委がたたえる

2016年08月22日 11:02

五輪

 カンボジア・オリンピック委員会のワット・チョムラーン専務理事は21日、五輪男子マラソンに同国代表として出場し完走したタレントの猫ひろし(39)を「カンボジアの知名度を高めた」とたたえた。レース後、共同通信のプノンペンからの取材に答えた。
 猫は139位でゴール。カンボジア選手団と共にブラジル入りしたワット・チョムラーン氏は「ゴール近くでは多くの観客が(猫に)『カンボジア、カンボジア』と声援を送ってくれた。彼はアスリートに、決して諦めないということを教えてくれた」とコメントした。

 猫は2011年にカンボジア国籍を取得。12年ロンドン五輪でも同国代表に選出されたが、国際陸連に参加資格を満たしていないと判断されて出場できなかった。(共同)

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