森保監督、“内田の言葉”胸に代表強化 指導者としても期待

2020年08月26日 05:30

サッカー

森保監督、“内田の言葉”胸に代表強化 指導者としても期待
オンラインで取材に応じるサッカー日本代表の森保監督(共同) Photo By 共同
 日本代表と五輪代表を兼任する森保一監督(52)が、現役を引退した元日本代表DF内田篤人氏(32)からの「最高の示唆」を胸に日本代表を発展させていく決意を語った。内田氏とは年代別代表でコーチと選手の間柄だった。「日本サッカーの発展と日本代表の勝利に貢献してくれた。感謝の気持ちで大変な現役生活お疲れさまでしたと伝えたい」とねぎらい、「指導者として働いてほしい。経験を生かして選手を育ててほしい」と仲間入りを願った。
 「同じサッカーでもドイツと日本で別競技なんですよね」――。以前、内田氏が世間話の中で発した言葉が、森保監督にとっては「胸に突き刺さる、最高の示唆」となっている。「内田選手が言ったことは、インテンシティー(強度)とデュエル(球際の戦い)というフィジカル的な強さとそのうまさの部分かなと」。他の欧州組も日本との違いを「ボールを奪う力」と話したという。「日本のうまさは武器だが、強さも兼ね備えないといけない。2つが上がれば日本人の持つ技術力や組織力が生かされて世界で勝っていける」。内田氏の言葉を胸に、世界で戦えるチームづくりを目指していく。

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